ハワイ旅行 2013年 5日目 / Trip to Hawaii, 2013, Day 5 #5/8

ハワイ旅行 2013年 5日目

2013.5.7 朝 / Morning
朝から青空が広がっている。

今日は、9時からサーフィンレッスン。
昨日の夜から漠然とした緊張が続いており、いつもより早く目が覚めた。

コーヒーを淹れる / Making coffee
部屋にあったコーヒーのパック(最初の1パックは無料で、2パック目からは1ドル)を試してみる。

隣は、1Lの牛乳パック。
スーパーで売っているのは、ほとんどが1ガロン(約3.8L)の巨大ボトルで、1Lのパックは少数派。

食器類は部屋に備え付けのもの。箸だけは家から持っていった。

朝食 / Breakfast
朝食は、クリームチーズを塗ったベーグル、ヨーグルト、さっき淹れたコーヒー。
このコーヒー、味がスカスカでイマイチ。

食事の後、タオルやお金(クレジットカード)などの準備を済ませ、8時半頃にホテルを出てビーチへ。
ビーチ到着後、ビーチ・ボーイ・ハレでレッスンの予約があることを告げ、まずは料金を支払う。まだ9時まで少し時間があるので、「ウォーミングアップでもしながら待っててよ。」と言われ、近くで待機。

9時、タオルなどの荷物とサンダルをカウンターに預け[1]、いよいよレッスン開始。
先生は20代の若い人、名前はアロ。自己紹介を済ませた後、ラッシュガードを選び、レッスンの内容についての簡単な説明が始まる。最初はここ(砂浜)で基本的な動作について説明し、その後に沖[2]へ出る。「パドリングは10分ちょっとだけど。これはちょっとしたエクササイズになるよ。」と言っている。うーむ、疲れるということか。沖へ出たら、海での実践的なレッスン。

使用したのはロングボード。安定性がよく、初心者はまずこれで初めるのが良いとのこと。
砂浜で、ボードに乗る位置や、パドリングのやり方、波の超え方、波の待ち方、スタートの合図、立ち方などを教わる。
立ち方は「ワン・ツー・スリー」で、

  • ワン:ボードを両手でつかみ、腕を伸ばして胸を起こし
  • ツー:片足を素早く前に出し、後ろの足を寝かせた状態にし
  • スリー:静かに立ち上がる

というもの。このとき、目線を前に、足はセンターに。

ベンチに乗せたボードで一通りの動作を練習した後、海へ。
サーフボードに乗るのは初めてだが、十分な浮力で安定していて、手で漕ぐとスイーッと進む。
そこから、10分か15分か20分ほどのパドリング[3]で沖へ。先生が言っていた通り、かなりハードなエクササイズで、しばらくすると腕が上がらなくなった。息は完全に上がっているのに… ちょくちょく休みながら少しずつ進むが、最後の方は、先生が僕のボードに足を掛けて引っ張ってくれた。

沖へ到着すると、他のレッスンも含めて10数名がそのスポットにいた。
彼らが進んでいくラインを何度か見た後、自分が乗り終わった後はそのラインを避けて戻ってくることを確認し、波を待った。

最初の1本目。
なんとなく始まった波待ちで少しゆっくりしていたところへ、先生の「コイデ!コイデ!」の声[4]
慌ててパドリングしてスタートしたが、不意を突かれたスタートだったので少し焦る。「ウシロ!」の声を聞き、ポジションを後ろに。すぐに「タッテ!」の声が聞こえ、なんとかワン・ツー・スリーの動作をするが、焦っていたせいで足がセンターに置けておらず、立ち上がってすぐにバランスを崩し、倒れるように海へ突っ込んだ。

足をセンターに置くことと、前を見ることについてアドバイスを貰い、2本目。
今度は気持ちを集中させて波を待つ。
「コイデ!コイデ!」でスタートし、「タッテ!」でワン・ツー・スリー。足をうまくセンターに置けたせいか、そのまま立ち上がってボードは進んでいく。進行方向に向かって横方向のバランスを崩しそうになることもあったが、乗っていた波が消え、ボードが失速して止まるまで、ずっと乗り続けることができた。

これでコツをつかみ、3本目、4本目は、特に意識せずに乗れるようになっていた。
特に4本目は、一度乗った波が消えボードのスピードが落ちてきた頃、後から追いついてきた次の波にそのまま乗り続け、かなりの距離を乗り続けることができた。沖へ戻る際、「さっきのはすごく長く乗ってたね!」と通りすがりのサーファーに声をかけられ、少しは仲間に慣れたような気がして嬉しかった。

だが、かなり進んだということは、沖へ戻るのにもかなりのパドリングが必要なわけで…
この辺りで体力が限界に達しており、酸欠による頭痛もあってもうヘロヘロ。先生に「そろそろ体力の限界だよ。」と告げ、次で終わりにすることにした。

最後の5本目は、さっきの4本目に比べると距離は短めだったが、それでもちゃんと乗ることができた。

終了時刻よりも少し早めに帰ってきたビーチで、先生と握手してレッスンは終了。
最高に疲れた[5]けど、最高に楽しい時間だった。

しばらくビーチでゆっくりして、体力を回復させてから、ホテルへ戻った。

昼食を食べに来た / To have a lunch
この日の昼食は、23番バスに乗ってダイヤモンドヘッド・マーケット&グリルへ食べにやってきた。

注文してから調理が始まり、出来上がったら名前を呼んでくれるシステム。
サーフィン疲れのため、フルサイズを食べ切れる自信がなかったので、チャーシューポークのミニサイズ[6]にした。

照り焼きチキン / Teriyaki chicken
屋外のテーブルに座り、ボックスを開けると、焼きたての香ばしい匂いが食欲をそそる。
たっぷりの照り焼きチキンに、たっぷりのサラダが嬉しい。
焼き具合もちょうどよく、これは旨い。

ん?あれ??照り焼きチキン???モグモグ…
僕が頼んだのはチャーシューポークだったような…

どうやら、他の人のを間違って受け取ってきてしまったようだ。そして、間違いに気づかず途中まで食べてしまった。たぶん僕らの前に並んでいた犬を連れた人のだと思うが、その人は店にはおらず、もう帰ってしまったようでどうにもできなかった。
サーフィンで疲れていたとはいえ、ちょっと注意力が落ちていたのを反省。

この、どうにも出来ず、心に残った小さなマイナス要素が、”ペイン・フォワード”として7日目に…

スムージー / Smoothies
昼食の後、少し歩いたところにあるダイヤモンドヘッド・コーブ・ヘルスバーでスムージーを飲み、糖分を摂取してじわじわと体力を回復させる。
僕個人としては、それほどここへ来たいとは思っていなかった[7]ので、まぁ、なんというか消化試合とか、そんなところ。

なお、個人的には、DA SPOTで飲んだスムージーの方が3倍くらい美味しかったということを、強く主張しておく。

”ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル”と”ダイヤモンドヘッド・コーブ・ヘルスバー”は、”愛しのハワイ”に掲載されている。

アロハシャツを探しに / Looking for a aloha shirts
さっきの店から、炎天下を10分ちょっと歩き、カパフル通り沿いのアロハシャツの店、Bailey's Antiques and Aloha Shirtsにやってきた。
おみやげ用のアロハシャツを探す。が、ヴィンテージから安いのまで1万5千着以上置いてあるとは言え、リクエストされた色、サイズ、おみやげに適したハワイっぽい柄、高すぎない適度な値段などでフィルタリングすると、残ったのは数着だけ。そこからの最終選択に思ったよりも苦労しつつも、なんとか一着を選び出した。

マラサダ行脚 / Walking tour for Malasada
「カパフル通りまで来たのなら、ぜひマラサダを食べたい。」という同行人に付き合い、レナーズへ行くことに。途中、スーパーマーケットのセーフウェイでトイレを借りつつ、炎天下を15分ほど歩いて到着。やはり人気の店なのか、真っ昼間にしては客が入っているように思う。
店員のおばさん3人は、みんないい具合に太っていて、”この店の商品を食べ続けるとこうなる”という見本のようだった。

マラサダを買って店を出るが、外のベンチは満席だったので、セーフウェイで食べることにした。

休憩と買物と / For rest and for shopping
セーフウェイのオープンスペースでマラサダを食べる。
粒の大きいグラニュー糖(?)をまぶした揚げドーナツは当然ながら甘く、疲れた体にはちょうど良かったが、毎日は無理だと感じた。

ついでにセーフウェイで買物。
セーフウェイは野菜と果物が豊富で、他にも品質の良い物が多く好印象なのだが、カハラモールのホールフーズに比べると空いていて活気がない感じがした。品揃えもそれほど変わらず、店内も広くて便利そうなのだが、人気がないのか、広くて空いているように感じただけなのか。
店内を一周し、自宅用のコーヒー豆や、おみやげ用のポップコーンなどを買い、セーフウェイ前から13番バスに乗ってホテルへ戻った。

陽の傾いた頃 / Slanting sunlight
ホテルで一息ついた後、夕方からワイキキの街へ出て、おみやげなどを見ながらぶらぶら。

夕日を浴びるホテル郡 / Sunlit hotels
ロイヤル・ハワイアン・ホテルの中庭を抜けてビーチへ出ると、夕日に照らされたホテル郡が金色に輝いていた。
このままビーチを少し歩き、モアナ・サーフライダーのビーチバーへ。

ビーチバーにて / At The Beach Bar
ビーチバーにやって来たが、ステージ正面側の席が空いておらず、ステージの横〜後方の席へ。
前回はフラのショーをやっていたが、今回は曲がメインで、ちょっとタイミングが悪かったかも。

そろそろ夜の時間になりつつある[8]

モアナ マイタイ / Moana Mai Tai
今回も、モアナ マイタイをいただく。
甘い味わいが、サーフィンで疲れた体にすぅっと入っていく。

アヒ・ポキをつまみにしばらく雰囲気を楽しみ、生演奏を何曲か聞き、それほど酔わないうちにホテルへ戻った。

夜食のカップラーメン / Cup Noodles for 4th meal
ちゃんとした夕食を食べていなかったので、2日目にウォルマートで買っておいたカップラーメンを夜食とする。

グリーンピースにしょんぼり… / Green pea get me down...
NISSINのカップヌードル(エビ入り)は、具材の具残念感に加え、パンチの無い薄味のスープにしょんぼり…

朝起きた時の筋肉痛に怯えつつも、疲れで一瞬にして眠りに落ちた。

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更新情報

2013/6/23

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脚注

  1. 預けると言うよりは、カウンターの下にぽんっと置いておく感じ。 []
  2. この日は、ロイヤル・ハワイアン・ホテルの向かい側あたり。 []
  3. 疲れ切っていて、時間はよく覚えていない。 []
  4. レッスン中の会話は全て英語だが、この時だけ日本語の掛け声。 []
  5. この後、半日ほど酸欠に因る頭痛が残り、腕から肩の筋肉痛は次の日の朝から2日ほど続いた。 []
  6. ご飯少なめ。フル(レギュラー)はスプーン2杯分。ミニは1杯だけ。 []
  7. すぐさっき、昼ごはんを食べたところだし []
  8. このときTC-1に詰めていたのは、ISO 100のProvia。辛い… []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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