秋桜の原っぱ

@金沢市内山の方

休耕田かな?田んぼの中を走っていると突然秋桜の原っぱが。

トリミング, 露出調整(+0.5EV), 彩度調整, 補正ブラシで手前のコスモスだけさらに露出+0.3EVくらい。

VR18-200で撮っていますが、背景の猫じゃらし(の茎)が、ちょっと嫌味なボケ方です。
もうちょっとこう、溶けていくような感じにボケて欲しいのですが、こういう線で構成された背景は苦手っぽいです。

実は撮影は1ヶ月前くらいだったりします。

まったく本文・写真共に関係ないですが、近頃ほぼデジタルでしか撮ってないです。
ストックフォトに手を出したので、フィルムだとスキャナの低レベルさも相まって(粒状感など)不採用になってしまうため、デジタルで撮ってます。
だいたいまとまった数をアップロードし終わったので、またふらっとフィルムで撮りに行きたいです。

にしても、ナニワカラーキットNを調合して、かなりたつけど大丈夫かいな?

Lightroom2の新機能お試し(その3)

これまでの投稿では、段階フィルタをメインに取り上げていましたが、今回は本格的に(?)補正ブラシを使ってみました。
元ネタとなるのは、前回と同じ銀座の1コマです。

  1. 撮影したものから、写真全体の明るさと彩度を調整してあります。
  2. 補正ブラシによる処理(4カ所)。
    赤い部分が補正ブラシで塗った箇所です。それぞれの部分に対して焼き込み, 覆い焼きなどを行っていきます。

    1) 空を焼き込み。露出マイナスと彩度プラスで空を濃く。明瞭度マイナスで、ビルと空の間がわざとらしくならないようにしています。
    2) ビルを覆い焼き。露出プラスを基本に、彩度プラスと明瞭度プラスでビルの上部をくっきりはっきりさせる。
    3) 「FUJIYA」の看板をさらに明るく。露出プラス。
    4) ビル下部(手前の人物以外)を焼き込み+モノクロ化。露出マイナスと彩度マイナス。さらに明瞭度マイナスで手前の人物を強調。
  3. 完成はコチラ

と、まぁこんな感じにしてみました。

かなりブラシで塗り塗りしていくわけですが、作業効率を上げるには…

  • ブラシサイズの変更はマウスホイールで臨機応変に。
  • どこを塗ったかわからなくなったら、O(オー)キーでマスク範囲を表示させる。
    カラーを設定しつつ塗るのもいいかも。
  • 細かいところは拡大して作業する。
    ブラシ作業中でもスペースキーを押し下げると通常のマウスカーソルになるので、クリックで拡大縮小、ドラッグで表示範囲の移動ができます。
    これを使うと、いちいちモード切り替えする必要がないので、かなり作業がはかどります。

マウスで塗り塗りしてますが、ペンタブレットならもっとやりやすいのかな?
最近気になるアイテムであります。

Lightroom2の新機能お試し(その2)

前回に引き続き、Lightroom2の新機能を使った現像過程を紹介します。
今回のネタは、デジタル一眼を買って間もない頃に撮った銀座の1コマです。

  1. 撮ってきたまんま。
    露出オーバー気味で白トビ発生。コントラスト低い。色に深みが無い。
  2. 明るさと彩度を調整。
    具体的には、露光量(-0.64)、白トビ軽減(+12)、トーンカーブ調整(コントラスト上げる)、明瞭度(+37)、彩度(+37)となっています。
    ビルの存在感がかなり増しています。
  3. 空に表情をつける。
    段階フィルタを上から「FUJIYA」の文字あたりまでかける。
    段階フィルタの内容は、露光量(-0.74)、彩度(+57)のみ。
    もっと青い空にしたいときは、カラーで青を乗せるとそれっぽい雰囲気になるが、やりすぎると不自然になるので注意。
  4. 左下のマンホールを消す。
    写真的に消す必要は無いですが、スポット修正の効果も載せたかったので…
    この写真のように、複雑ではない模様なら、スポット修正(修復)で簡単に消せます。
  5. 「FUJIYA」の看板を明るくする。
    補正ブラシで看板をなぞり、露光量(+0.57)を調整。
    パッと見はあまりわからないけど、立体感が少し増える(ような気がする)。

補正ブラシを使っていると、どこまでなぞったのかわからなくなったりします。
こういうときは、O(オー)を押すとマスク部分が赤く表示されるのでわかりやすいです。

Lightroom2の新機能お試し

手元にテキトーなボツ写真があったので、Lightroom2の新機能を試してみました。
各過程でどんな感じの効果があるか、さわりだけでも感じてもらえればいいと思います。

  1. 撮ってきたまんま(素の状態)。
  2. 補正ブラシで城だけを覆い焼き。
  3. 段階フィルタで空と雲の表現向上(ハーフND風)。
  4. スポット修正による不要物削除(これは1.0のときからある機能ですがついでに…)
    と、全体的な彩度を少しプラスして完成。

単調すぎた空(PLフィルター未使用)を調整したことで、かなりマシになっております。
城の覆い焼きは、気持ちすっきりした程度でしょうか?

最後の不要物削除ですが、このサイズ(長辺450px)ですと、まぁまぁきれいに仕上がっています。
しかし、右半分の階段と小屋の部分は、Lightroomのスポット修正だとかなり無理がありますので、GIMPやPhotoshop CS3などの本気のレタッチができるソフトを使った方がよろしいかと…(原寸大で見るとえらいことになってます)

普段、ここまでスポット修正することはまずないですが、RAW現像の奥深さや楽しさが伝わるといいなぁ、と。
JPEG一発にかけるのもいいですし、RAWでじっくり現像を楽しむのもいいですよ。

青空と合掌集落

@白川郷

田んぼ, 合掌造り, 空といういい組み合わせ。
雲模様がもうひとつな気もしますが、さらによくなる可能性があるということで前向きな評価としておきます。

さてさて、自分がRAW現像を行なっているLightroomですが、Adobeから2.0の体験版(日本語版)がやっと提供されました(英語版は提供済み)。

目玉の新機能は、

  • ハーフNDのように使える段階フィルタ
  • 焼き込み, 覆い焼きなどを部分的に行なえる補正ブラシ

の2点で、あとは細かい操作性の向上などが多いです。

2枚目の写真では空から屋根の上半分にかけて段階フィルタを適用してみました。
家自体の露光量を上げつつも空の階調を残すようにして、雲の白トビを抑え、空の青さを出しています。

空の階調をうまく出すのに、けっこう使えそうです。