乗鞍散策 2回目 中判篇

前回の乗鞍散策(→乗鞍散策 1回目 中判篇, 35mm篇)では、紅葉の始まりかけの時期だった。
もう少し紅葉が進んだところも見てみたいし、大カエデが真っ赤になったところも見たい。
そして、前回の反省を踏まえて撮り直したいカットもある。
なにより、乗鞍散策が好きなので行けるときに行っておきたいということで、前回から約1週間後、再度乗鞍へ行った。

今回のコースは、あざみ池以降を少し変更して、
観光センター → 滝見館あたりから散策路へ → 善五郎滝 → 牛留池 → あざみ池 → 日本一平 → 一ノ瀬 → どじょう池 → 大カエデ → まいめの池 → サイクリングロード → いがやレクリエーションランド → 観光センター
である。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@善五郎滝へ向かう道
前回来たとき緑だった葉が、黄色に染まってきている。


Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@善五郎滝の少し下流
水の青さがなんとも言えない色である。
モニタで見るとなんとも感動が薄いが、ポジ原板には、まさにあのとき見た色が写っている。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@善五郎滝
滝のしぶきで濡れる石。
カメラもしぶきで濡れる。
ここではハッセルで撮影している中高年夫婦がいた。
ハッセルを持っているだけで、なぜあんなに紳士に見えるのだろう。
紳士が持つのがハッセルなのか、ハッセルを持つと紳士になるのか。
ハッセルに限らず、ブロニカなどピントグラスを上から覗くスタイルに何かを感じるのかもしれないな。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@牛留池
今回は終始高曇りだった。
さらに、牛留池より標高が高いところは雲の中で山は見えず。
白樺の葉が、かなり散っている。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@口笛の径
今回も昼になる前に昼飯。
握り飯の具は、前回の帰りに平湯の森で買った朴葉入り肉味噌。
これが旨すぎなのである。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@口笛の径からあざみ池への分岐を過ぎたところ
ここも全体的に黄色くなった。
雲はそれほど厚くないようだが、太陽は出てこない。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Kodak Professional EKTACHROME E100G
@あざみ池周辺
ハイキングコースは落葉で埋め尽くされていた。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)
@あざみ池
池の裏手の斜面は黄色からオレンジに染まってきていた。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)
@一ノ瀬園地
前日降った雨のせいか、園地内で水がたまっているところが何か所もあった。
水たまりの中には、落葉と、その葉がついていた木の影。

Autumn, Norikura
Mamiya 7II, N65mm F4L, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)
@一ノ瀬園地
白樺は葉を落としているが、それ以外はまだ緑のものも多かった。

天気のせいというわけではないが、中判での撮影は、いまひとつの出来だった。
また、サイクリングロードは小川のせせらぎを聞きながら歩くことが出来たのは良かったが、単調な道が続き、それほど楽しめなかった。

更新情報

2015年7月30日
画像のリンクを変更。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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