特に思い入れも無い量産品。
来客用に同型のものがあと2つ残っており、このペースだとあと10年は使い続けることになりそうだ。
撮影データ
茶碗が割れた / Broken bowl
自宅, 金沢市, 石川県 / Home, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Minolta TC-1, Kodak ProFoto XL 100(PROFOTO XL 100)
小立野から兼六園への移動中、兼六坂上交差点で、湯涌温泉の看板が落ちて割れていた。
壊れていること自体についてはそれほど気にならなかったが、元々それが取り付けられていた場所に、以前の表示が残っていることに興味を持った。
そこには、
百万石文化園
国指定重要文化財 江戸村
国・重要有形民俗文化財 壇風苑
約10KM
と書かれている。
Webで検索すると、百万石文化園は無くなってしまったようだ。昔の写真を掲載しているサイト(なつかしのアルバム: 金沢)があり、写真の色合いから昭和な雰囲気を感じた。
江戸村と壇風苑は1997年に閉園したが、その後、金沢市が取得して再オープンしたようだ(湯涌創作の森の施設沿革に記載されている。)
現在、江戸村は、公益財団法人金沢文化振興財団に管理が変わり、金沢湯涌江戸村として、また、壇風苑は、湯涌創作の森として運営されている。
だったら、この看板も湯涌温泉だけでなく、江戸村と壇風苑も記載すればいいように思うのだが…
施設だけ整備して、その周りは整備しない(しきれない)ということだろうか。
発掘された過去 / Uncovered past
兼六坂上, 石引, 金沢市, 石川県 / Kenrokuzakaue, Ishibiki, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Minolta TC-1, Kodak ProFoto XL 100(PROFOTO XL 100)
2014.4.2
湯涌創作の森: 施設沿革のリンク切れを修正。
1月下旬から2月中旬まで、約1ヶ月間TC-1に詰めていたフィルムを現像に出したところ、1コマだけコマが重なっているものがあった。
横位置で撮った後にフィルムが送られず、その後に縦位置で撮ったコマが重なっている。
原板を見ると、コマの全体がぴったり重なっているため、レリーズ後にフィルム給送自体が行われなかったと推察される。
この日は、時折冷たい風が吹く寒い日だったと記憶しているが、メッセンジャーバッグの外ポケットに入れていたTC-1も冷えきっていたはずで、そのせいでフィルム給送に支障があったのかもしれない(それでは困るのだけれど…)。
TC-1のフィルム給送音は、「ウィーゴ、ヴィィィーン」というちょっと大きめの音なので、静かな場所なら気が付いたと思われるが、このコマは堰堤の上からの撮影で、水が流れ落ちるゴォーという音で気が付かなかった。
とりあえずは、しばらく様子を見ることにする。
2013.7.17
トラブル発生以降、35本ほど撮影したが、コマ重なりは発生していない。
Minolta TC-1, Fuji SUPERIA Venus 800
2013.7.17
経過報告を追加。
昨日、2013/2/21の富士フイルムの発表(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社: プロ用銀塩写真フィルム 一部製品のパッケージリニューアルおよび価格改定 ならびに一部製品の販売終了のご案内)を受け、今後、僕が使っていくフィルムを決めた。
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