僕が使うフィルム

雪の日、丸ポストの前で / Snowy day, at cylindrical post

昨日、2013/2/21の富士フイルムの発表(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社: プロ用銀塩写真フィルム 一部製品のパッケージリニューアルおよび価格改定 ならびに一部製品の販売終了のご案内)を受け、今後、僕が使っていくフィルムを決めた。

カラーネガとリバーサルは、以前からの使用銘柄を、そのまま継続。

モノクロも、基本的には以前からの使用銘柄を継続だが…
上記の富士フイルムの発表で、現行フィルムのパッケージをリニューアルすることが記載されているが、ネオパン400がその中に入っておらず、もしかしたら、ネオパン400は終了予定なのかもしれない。念のため電話で聞いてみたが、「(ネオパン400について)今のところ終了の予定はないが、パッケージリニューアルの予定もなし。36枚撮りは継続。なるべく長く提供できるように頑張る。」という回答しか得られなかった。
とりあえずは、自宅在庫の数十本を使いつつ様子を見ることにする。

  • カラーネガ
    • ISO 100: Kodak ProFoto XL
      安く入手できる。Minolta TC-1の常用フィルム[1]として。
    • ISO 400: Fuji SUPERIA X-TRA 400
      粒状性がちょっと悪い[2]が、値段も手ごろで常用しやすい。
    • ISO 800: Fuji SUPERIA Venus 800
      ISO 320あたりからISO 800までの幅広いラチチュードが嬉しい。ちょっと高い。
  • リバーサル
    • ISO 100: Fuji PROVIA 100F
      フジしか選択肢がない。ちょっと固いけど艶っぽい発色が好き。
    • ISO 400: Fuji PROVIA 400X
      フジしか選択肢がない。あまり使う機会はないけれど。
  • モノクロ
    • ISO 100: Fuji NEOPAN 100 ACROS
      自宅在庫を消費。
    • ISO 400: Fuji NEOPAN 400 PRESTO
      自宅在庫を消費。
    • ISO 400: Kodak TRI-X 400 (400TX)
      代用品候補。性能確認済み。
    • ISO 400: ILFORD HP5 PLUS
      代用品候補。テスト中。

昨年、2012年の1月に”フィルム選定会議”と題した記事を書き始めていたが、「このフィルムで行くぞ」と決めたフィルムが生産終了や値上げで何度も見直しをするうちに、下書きのままお蔵入りとなってしまっていた。
そろそろ下げ止まりというのか、フィルムメーカーの動きも落ち着いてきたようなので、やっと記事にすることができた。


写真データ
雪の日、丸ポストの前で / Snowy day, at cylindrical post
東山, 金沢市, 石川県 / Higashiyama, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Minolta TC-1, Fuji SUPERIA PREMIUM 400(S-400)

撮影は昨年の2月初旬。
雪のシーンを取りたいと思っていた頃で、雪がたくさん降った日に、喜んで撮影に出かけて行った。

更新情報

2014.4.14
HTMLタグの記述間違いを修正。

脚注

  1. TC-1の超自動露出があると言っても、最大でもF5.6で約1/750秒なため、ISO 400のフィルムを日中ドピーカンに使うのはちょっと気が引けるということで、ISO 100が常用。 []
  2. 他の銘柄(コダックのポートラや、フジのPREMIUM 400など)に比較すると粒状性が悪いのが目立つだけで、絶対的なマイナスというわけではない。 []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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