しばらくするとカウアイ島(左手前)とニイハウ島(右奥)が見え、ハワイへやってきた実感が湧いてくる。
10時45分、「あと20分で着陸」のアナウンス。
飛行機はそのまま高度を下げていき、エワ(EWA)地区の上空を通過して、ホノルル空港のRWY 8Lに着陸。
よく晴れていて、ダイヤモンドヘッドも見えた(→Diamond Head insight)。
ゲートに着いたのは11時12分。
どういう理由かわからないけど、到着予定時刻の11時55分から約40分も早く到着した。
到着したゲートの位置がターミナルの先端だったため、ここから入国審査までずーーーっと長い距離を歩く。
途中に動く歩道もあったけど、どこまで行くの?と思うくらいの距離があった。
歩いてきたのは、あそこに見える飛行機の向こうの向こうの向こうくらいの場所。
ここからも、まだしばらく歩く。
入国審査はガラガラで、10人くらいがまばらに見える程度。
前回同様、機械による自動化システム(Automated Passport Control (APC))でパスポートと指紋をスキャンして、出てきたレシートのようなペラ紙を持って入国スタンプを押してくれるところへ行くだけ。
前回と違っていたのは、
- 「モクテキワ?」(目的は?)
- 「タベモノ、モッテル?」(食べ物、持ってる?)
- 「イチマンドル、モッテル?」(1万ドル、持ってる?)
- 「タイザイキカンワ?」(滞在期間は?)
と質問されたこと。1万ドル持って何かを買い付けに来たようにでも見えたのだろうか?
11時35分くらいには荷物受け取りのターンテーブルに到着したが、荷物はまだ出て来ていなかった。
警備員に連れられたビーグル犬が、怪しいものが無いか匂いを嗅いで回っているのを見て楽しんでいると、11時50分過ぎから荷物が出始めた。
荷物をピックアップし、税関を通過して、個人用出口から空港の外へ。
出てすぐのところにあるATMで、当面の現金(とりあえず$80)を引き出しておく。
空港からホテルまでの移動は、乗り合いシャトルバスのスピーディシャトル(SpeediShuttle)に乗るつもりだが、さてどこだろう?
周りを探すと、スピーディシャトルの人がいるのが見え、同居人がホテルへの送迎について聞くと、「あっちで受付やってるよ」と教えてくれたので50mほど移動。
言われた場所には大型バンが停まっており、近くにいたお姉さんにホテルまでの送迎を依頼した。
- 往復
- ホテル名(行きと帰りでホテルが違うので、それも伝えておいた)
- 帰りの便名
を伝え、料金($29.4/人)をクレジットカードで支払った。
往復のチケット兼レシートを受け取り、出発まで5分ほど待機。
なお、帰国日のホテルピックアップは14時(飛行機は17時20分発)とのこと。
ホノルル空港を12時10分ごろに出発し、ワイキキのホテル、ルアナ ワイキキに着いたのは12時45分ごろ。
他のホテルをまわらず、一番最初に降ろしてもらったので、わずか35分で到着。
ホテルのロビーにはクリスマスツリーが飾られており、ホリデー感を堪能。
チェックインは15時以降だが、部屋が空いていたのでチェックインすることができた。ラッキー。
同行人がフロントのお姉さんに、今夜のイベント(大晦日〜新年)について聞いてみたが、有名どころのパーティーやディナーはどれも$100前後とお高い感じ。ちょっと厳しいなぁ。
それと、新年を祝う花火はホテルから見えるのか聞いてみたが、チラッとしか見えないだろうとのこと。夜はビーチへ行くしかないな。
天気が良いから、まずはビーチ
部屋のラナイからの眺め。
手前の公園(アイナハウトライアングル)越しの景色はいつも通りで、戻ってきたという感じがする。
ここへ来て、若干風邪っぽい体のだるさを感じてきた。機内であまり眠れなかったのがマズかったかな?
ともあれ、さっさと荷ほどきして、13時すぎに出発。
天気が良いからビーチへ。
まずはロングスで水などを購入。続いて高橋果実店(Henry's place)でターキーサンドイッチを買い、フォートデルッシービーチの公園で少し遅い昼食とする。
ここのサンドイッチはやっぱり旨い!
ビーチは激混みで、これまでに見たこともない人の数に驚かされた。年末年始はこうなのか?
2列になれば多い方だったハレコアホテルのパラソルが、なんと4列、いつもの倍以上も立てられていた。
ビーチへは、今回の旅の秘密兵器、チェキ(instax mini 25)を持って行った。
こんなにフィルムを楽しんでる奴って他にいるのかな?なんて思いながら、気の向くままに撮影。
風邪が心配されたので海へは入らず、砂浜に敷いたビーチタオルの上でごろごろして過ごした。
ごろごろしているうちに、本気で寝ること数回。自分のいびきで目を覚ましたりもした。
僕のじゃないのも聞こえたような気がしたが、あれは、まさか…
夕方、涼しくなりはじめたのでビーチを後にし、ホテルへ。
そろそろ日没。
17時、ホテルに戻ってシャワーを浴びる。
その後、夕食とその後の行動について考える。
ちょっとお高いけど、それほど高くはないハレクラニホテルのレストラン、ハウス ウィズアウト ア キーなら良いかなぁとも思っていたが、同行人の薦めで地元食材を味わえるヘブンリー(HEAVENLY)へ行くことにした。
ヘブンリーのWebサイトを見ると、なんとなく”女の店”[1]の要素を感じて若干警戒。
脚注
- ”女の店”は僕の用語。
その特徴は、- 2人以上の女性同士の客しかいない(女性1人では来ない)
- 男性の客はいない。いても1人か2人
- 何かが運ばれてくるたびに「カワイィ〜」という声と共にスマートフォンのシャッター音が聞こえてきて落ち着かない
- 男性客(つまりここでは僕)が店内に入ると、「なんでお前が来るの?」感が全開の奇異の目で見られる
といった具合で、食事なんて全く楽しめない店。
”おしゃれなカフェ”などによくありがち。最近では、料理をメインにしてる”おしゃれな店舗”にもその影響を広げているので注意が必要。
店や女性バッシングをしたいわけではない。各々好きなように楽しめば良いけど、僕はあの閉塞感の中では食事を楽しめないんだよ。わかるでしょ? [↑]