目次
- 朝食をアウトリガーホテルのフラグリル(Hula Grill)で
- ライオンコーヒーの工場見学と街歩き
- カカアコキッチン(KAKA'AKO KITCHEN)で遅めの昼食
- 夕方はビーチでのんびりゆったり
- 夕食をアウトリガーホテル(本日二度目)のチャックスステーキハウス(Chuck's STEAK HOUSE)で
朝食をアウトリガーホテルのフラグリル(Hula Grill)で
5時30分、鳥の声で目覚める。少し霞んでいるが、晴れ。
若干時差ぼけが残っているような具合で、早い時間に起きてしまった。
ラナイへ出て外の景色を眺めたり、新聞をもらってきて読んだりして過ごす。
今日の予定は、ハワイ土産としてもフレーバーコーヒーとしても有名なライオンコーヒーの工場見学が主目的。その後、大型文具スーパーへ行ったりする予定。
工場見学以降の時間が読めないため、午後からは成り行きで。
6時45分、まずは朝食を食べにホテルを出発。
人通りの少ないカラカウア通りをのんびり歩いて、ワイキキの中心へ向かう。
ワイキキの宝飾店。
営業時間外はショーウィンドウが空っぽ。これは防犯のためかな?
こちらも空っぽ。
1個1個戻すのが大変そう。
朝食を食べにやってきたのは、昨日下見(?)をした、アウトリガーホテルのHula Grill Waikiki。
店に着いたのは7時すぎ(6時半開店)で、眺めの良い窓側の席へ案内してもらった。
もう少し遅かったら、窓側は埋まっていたかも。
カマアイナオムレツ(KAMA ‘AINA OMELET)を、トーストとポテトと共に。(日本語メニューあり)
オムレツは、塩味の効いた厚切りベーコンとチーズの旨味が強く感じられて美味しい。ポテトはチリペッパーの入ったソースで味がつけられており、ピリリとした旨さ。料理のボリュームも十分。
同行人が注文したパンケーキは、ハーフサイズで丸々2枚のパンケーキ。フルサイズだったらどんだけ…
決して安くはないが、店の雰囲気、席からの眺め、味、ボリューム、サービスを考えると満足できる料金。
朝食の後、ホテルへ戻る途中にロングス(Longs Drugs)によってペットボトルの水などを購入。
ロングスに置いてあったフィルム現像の料金表。
葉書サイズの4インチ同時プリントとデータCDのセットが、$15.99(36枚撮り)。110円/ドル換算で1760円。
キタムラだったら2500円くらいになるので、それに比べてずいぶん安い。しかも2本だったらもっと安い。
でも、
Negatives will not be returned.
(ネガは返却しません。)
と書いてあって、ネガが返ってこないのが気になるなぁ。
商品渡しまで約7日ということやフィルム関連事業の衰退などを踏まえて考えると、
- 客
オアフ島のロングスに現像依頼。 - ロングス
アメリカ本土へ未現像フィルムを飛行機で送る。 - 現像屋
現像してスキャン。データはクラウドに保存。ネガは廃棄。 - ロングス
写真データをダウンロードしてプリント、CDへ書き込み。 - 客
受け取り
というフローなのかもしれないな。
オアフ島ほどの規模に現像屋が無いってことがあるかな?ちょっと考えすぎなような気もするけど、そうとも言い切れないしなぁ…
ライオンコーヒーの工場見学と街歩き
一旦ホテルへ戻り、ロングスで買ったものなどを置いて出発の準備。
工場見学(Lion Coffee Tours)の開始時間、10時半に間に合うよう、Wi-Fiの入るホテルでiPhoneアプリのGoogle Mapsを使ってバスを検索しておく。乗り換えなしの20番か42番のバスが便利そうだ。
地図はオフライン エリアとして端末内に保存し、Wi-Fiが入らなくても使えるようにしている。
バスの検索結果が消えてしまうと厄介なので、停車駅一覧などはスクリーンショットを撮って保存しておく。
そろそろ降りるとわかれば、降車の合図も迷わずできる。
準備が終わったところで出発。
ホテル裏の公園を抜け、ハレコアホテル前のバス停から20番バスに乗る。9時半くらい。
運転手さんに「どこ行くの?」と尋ねられ、ライオンコーヒーに行く旨を伝えたが反応が悪い。「それってどこらへんだっけ?」と、よくわからない雰囲気。ライオンコーヒーってマイナーなのかな?
ライオンコーヒーの”工場”だとか、サンド島とかあっちの方なんだとか[1]説明したところ、「場所がわかってるなら大丈夫だね」と出発。どうやらバスへの乗り間違いを心配してくれていたようだ。
別の観光客には、「このバスは空港経由だから、後の??番バスに乗った方が早いよ」などのアドバイスもしていた。親切な運転手さんだ。
空港へ向かうであろう大きな荷物を抱えた人がたくさん乗っている。
バスへの大型荷物の持ち込みは、トランクはダメでも、50Lか70LくらいのリュックならOKなのかな?
30分ほどバスに揺られ、10時過ぎにNimitz Hwy + Kalihi Stのバス停で下車。
バス停から2ブロックほど歩き、白い倉庫の並ぶ通りを進んでライオンコーヒー(の工場に併設されたカフェ)へ到着。
中へ入り、カフェのお姉さんにツアーについて尋ねたところ、奥のオフィスで受付とのこと。
ツアーは英語と日本語があったが、勉強も兼ねて英語のツアーを選択。ゲストパスをもらい、ツアー開始まで暫く待機。
ゲストパスの後ろに写っているのは、何十年か前、昔のライオンコーヒーのパッケージに入っていたおまけのカード類。
10時半からツアー開始。英語ツアーへの参加は僕ら2名だけ、日本語ツアーへの参加は日本人の中年女性1名だけ。
さながら、プライベートツアー状態なのだけど、これって穴場かも?
このツアー、ライオンコーヒーのWebサイトには日本語ページ(http://www.lioncoffee.com/tours-japanese/リンク切れ)も用意されているので参考に。
日本語のページが無くなってしまったので、英語のページ(Lion Coffee Tours)をどうぞ。
英語ツアーのガイド、若いお兄さんとお姉さんの2人[2]に連れられ、カフェの裏側の部屋へ。
まずやってきたのは各種計測器具や保存瓶が置かれた部屋。理科室や実験室といった雰囲気のこの部屋では、豆の品質検査などをするそう。
写真中央奥の白い豆はロースト前で、右手前の黒い豆はロースト後。
豆の種類や状態でロースト具合が変わってくるので、水分の量など、いろいろとチェックするとのこと。
コーヒーという植物とその豆について、仕入れから工場での作業内容について、そしてライオンコーヒーの歴史などについて学んだ。
なお、写真やビデオは自由に撮影してOKとのこと。
続いて、髪の毛が落ちないよう不織布で作られたネットをかぶり、工場の中へ。
コーヒー豆のいい香りと共に、ローストするムッとした熱気に包まれる。
ローストした豆を冷ます機械。直径2-3mくらいの機械の中でアームがぐるんぐるん回っている。
すぐそばの計測器(写真外)でローストした豆の水分量をチェックしているとのこと。
とある機械の裏側。何やら丸いものが。
この工場で一番近代的な機械。
上から落ちてきたコーヒー豆が、次々と袋に入れられて下へ。
続いて横に進んで袋の口が閉じられ、おばちゃんが段ボール箱に詰める。
先ほどの写真の丸いものは、袋になる前のパッケージが巻かれたロール。
工場の奥には、袋に入れる窒素のボンベが大量に並んでいた。
(工場見学終了と同時に、フィルムも終了)
カフェに戻り、試飲コーナーで味わいをチェックしながら、フレーバーコーヒーの味付けの仕方などを質問。
お兄さんのおすすめ商品を尋ねると、味ではRoyal Hawaiian: MAUI MOKA、手頃な値段かつ品質の良さでLION: HONDURAS、そして何か特別なものを探しているなら、ちょっと高いけど、2015年のコナ・コーヒーでナンバー1に選ばれたRoyal Kona: AIKANE KONAとのこと[3]で、それらのおすすめ商品を購入。
ワイキキ周辺のスーパーマーケットやロングス、そしてABCストアでもここにある商品のほとんどは購入できるが、この工場併設のカフェでは、”ROASTED TODAY”という、その日焙煎した新鮮なものが購入できるところが嬉しい。
カフェ内の無料Wi-Fiで、次の目的地、安売り文具店のFISHER HAWAIIへのバスを検索してから、ライオンコーヒーを後にした。
バス停へ向かう途中、”ハワイ大好きおじさんのアロハ! 最後のわがままひとり旅”に出ていたスリフトショップのSaversへ寄っていく。
スリフトショップという店についての知識に乏しく、勝手に思っていたイメージは、ちょっとした中古品販売店が、売り上げを寄付や慈善活動にまわしているというものだったが、実際のところは巨大な中古品販売店そのものだった。
店に入ると、まず売り場の広さに驚かされる。日本の大型食品スーパーくらいの広さがある。服や靴がその半分ほどを占め、残り半分は食器類や本、子ども用のおもちゃなど、家にあるもの全てが集まってきている。
しかも、それらの中には大してきれいじゃなかったり、「これジャンクでしょ?」というレベルのものまで普通に並んでいるところが、日本の店とは絶対的に異なっている。
地元の人たちは服や鞄、服飾品などを中心に買い求めているようだった。
小さなキャンドルスタンドを探していたが、良いサイズのものが見つからなかったので、何も買わずに店を出る。
Dillingham Bl + McNeill Stのバス停から52番バスに乗り、FISHER HAWAIIへ向かう。
ハワイではよくあることだが、バス停のベンチに挙動不審なおっちゃんが座り、他のバス利用者が3mほど離れてバスを待つ状態だった。そして結局、そのおっちゃんはバスには乗らない、と。
バスはダウンタウンを抜け、カメハメハ大王像の前へ。
このあたりの風景を見ると、初めてハワイを訪れたときの異国感が思い出される。(2011年の記事:ハワイ旅行(4日目) 4/6)
あのとき、アロハタワーからダウンタウンを抜けてカメハメハ大王像までやってくる間に、Zeiss Ikonのシャッターレリーズボタンを落としてしまったことは忘れられない思い出(涙)
Kapiolani Bl + Cooke Stでバスを下車。
強い陽射しの中、10分ほど歩いて大型文具スーパーのFISHER HAWAIIに到着。
ペンやノートの文具小物から、机や椅子、書類棚のようなものまでどっさりと置いてある。上質なものが手頃な価格で買えるという感じではなく、多数の人が購入するであろう低価格帯の品揃えが豊富という印象。
1本$1もしないボールペンは壁一面に並んでいるが、万年筆は1本たりとも置いていない。
また、メモ帳やリーガルパッド、ノート類も10mほどの通路いっぱいに並んでいるが、RHODIAなどの紙質が良いものは置いていない。
トイレを借りたので手ぶらで帰るのは失礼だなと思い、何か使えそうなものを…と、万年筆用のインクカートリッジを購入。万年筆本体は売っていないが、インクはペリカンとパーカーのカートリッジだけが数点売っていた。
今のところ、ペリカンの万年筆は持ってないんだけれど…今のところは。
帰ってきてから調べたところ、値段は日本で買うよりは安かったようだ。(Amazonでの検索結果:Pelikan TP/6 インク
時刻は13時、少し腹も減り始めたので、近くのHonolulu Beer Worksでランチ&ビールでも…と見に行ったが、心惹かれるものがなく、パス。
アラモアナの大通り沿いにあるOfficeMaxが目に止まり、食事は一旦保留してもう一軒見ていくことに。
こちらでは、FISHER HAWAIIで売られていない安くないペンが売られている。シェーファーの万年筆が$39.95とかで並んでいる。
文具店と言うよりはオフィス全般の用品とデジタル家電(プリンタ、マウスとかLAN機器とか)の店。FISHER HAWAIIのような価格最優先という品揃えでは無い。
一通り見て回って店を出て、2ブロックほど歩いてワードセンターへ。
カカアコキッチン(KAKA'AKO KITCHEN)で遅めの昼食
14時、ワードセンターのKAKA'AKO KITCHENで昼食。
サンプル写真の無い文字だらけのメニューに苦戦するが、一度食べてみたかったアヒグリル(マグロを焼いたもの)を注文。番号札をもらい、店内のテーブルで焼き上がりまでしばらく待つ。
なお、jaloaloカード割引が使えて、10%引き。
よくあるランチボックスに、ライス、たっぷりのサラダ、そしてアヒグリル。
グリルというよりは、バター(ガーリック入りかも?)でソテーしたマグロステーキという感じ。塩とコショウのシンプルな味付けだが、マグロの旨味もジュワッと出てきて、最高に旨い。
肉も美味しいと思うが、地元で採れたマグロをシンプルに味わう旨さに魅了された。
15時すぎ、アラモアナパーク前のバス停から19番バスに乗ってホテルへ戻る。
夕方はビーチでのんびりゆったり
夕方、16時から18時くらいまでビーチへ。
ハワイと言ったらビーチ。ここでのんびりしないことには、ハワイな日々が始まらない。
天気も良く、ゆったりと気持ちのよい午後を過ごす。その大半は寝ていたが。
ビーチからホテルへ帰り、シャワーを浴びてベッドにゴロンとなったらまたまた寝ていた。
夕食をアウトリガーホテル(本日二度目)のチャックスステーキハウス(Chuck's STEAK HOUSE)で
20時すぎ、夕食を食べにアウトリガーホテルのChuck's STEAK HOUSEへ。
ステーキハウスなので、当然、肉がメインなのだが、シーフードメニューのFRESH FISHが気になり、今日の魚はマグロだというので、昼に体験した魚の旨さをさらに体験しようとそれを注文。
焼き上がりまでの間に、バイキングのサラダを取ってくる。サラダ用の皿がそのまま冷凍庫に入って置かれているのは、やはり海外ならではの大らかさ。
なんでもない普通のサラダがやけに美味しいのは、歩き疲れたせいだろうか。
しばらくしてやってきたアヒグリル、3cmくらいの分厚さがドーン!!
さっとグリルしただけで、中はレア。わさび醤油風味のソースをかけると、最高に旨い。(本日2度目の最高に旨い)
ライスはピラフのような味が少し付いており、これも旨い。
大満足のアヒグリル。それなりの値段がするけれど、十分満足できる価値があった。
調理自体はシンプルなので日本へ帰って自分で作ろうと思うのだが、このサイズのマグロの切り身が売っていない。うーん。
食事の後は、Tギャラリアをぶらぶら。
3階の免税店[4]で自分用の酒(ウイスキー)を物色。売値はJALの機内販売と大差なし[5]。機内販売していないものも多数置いてあり、手を出しやすい低価格なラインナップが充実している。
店のおばちゃん曰く、「お酒の種類をわかってらっしゃるようなので、あれこれ言いません。お好きなのを選んでください。一つだけ助言をしておくと、シーバスリーガルのこれ(指差す)は免税店でしか売ってないので、そういうのを探してるなら、これを買ってください」とのこと。
話しやすく感じの良いおばちゃんだった。
22時を過ぎてホテルに戻り、テレビを見たりしてから就寝。
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更新情報
2016年6月26日
ライオンコーヒーの商品、”HONDURAS”のページが消滅したためリンク解除。
”ハワイ旅行 2016年 関連記事”を書き忘れていたので追加。
2016年6月27日
目次を追加。
ビーチについて加筆。
2016年7月1日
目次のHTMLタグを<OL>から<UL>に修正し、1日目の記事に合わせた。
2016年7月8日
ライオンコーヒーの商品ページのURLが変わり、リンク切れになっていたため、リンク先を変更。
2016年12月24日
”Lion Coffee Tours”のページが移転したため、リンク先を変更。
日本語のツアーページは消滅。