2014年が始まってすぐ、1月中旬に沖縄を訪れた。
旅の目的は、あまりはっきりとは決めていなかったが、これまでの訪沖で行きそびれている場所、琉球八社、基地や戦跡、平和祈念資料館などを補完しようというのは、ぼんやりと考えていた。
結局は、それらの場所を中心に、食べたいものを食べ、見たいものを見るということにした。
掲載しきれなかった写真も含め、今回の旅の写真はFlickr (Okinawa, 2014)で公開している。
夜に降った雪が残る金沢。
ダウンジャケットを着こみ、70Lのリュック(中はスカスカ)を背負って出発。
小松空港から、いつもの午後便に乗る。
空席はちょこちょこ。ツアー客が多い感じだった。
通路を挟んだ席に小さい子どもを連れたお母さんが乗っていた。バケーションという様子ではなく、何か不安を抱えたような表情に見えた。
その乗客に対し、通りがかった時にひと声かけたり、飲み物や子ども用のおもちゃ(シールか折り紙のようなもの)を持ってきてくれたりするキャビンアテンダントの仕草に、別に特別でも大したことでもないのだけれど、持ち込んだ白角水割に少し酔ったせいか、なんだかほろりときてしまった。
那覇空港へは沖縄本島の南側からの進入だった。
途中、高度を下げた後、喜屋武岬の平和の塔がかすかに見え、以前訪れた時のことを思い出したりしていた。
那覇空港に到着し、預けていた荷物を受け取った後、沖縄観光コンベンションビューローの案内窓口にて、紙のバスマップ(→バスマップ沖縄)を入手。
沖縄で路線バスに乗るなら、このバスマップが非常に便利で強い武器となる。前回(沖縄旅行 2013年 後編 / Trip to Okinawa, 2013, sequelの5日目を参照)はiPhoneでWebサイトを閲覧していたが、やはり地図を眺めるには紙が便利である。無料で配布されているのが嬉しい。
空港から出ると、外はもう夕暮れ。
モノレールの駅まで少し歩くが、Tシャツに長袖シャツを羽織っただけの格好でも、じわっと暑くなるような気温だった。
明日もモノレールを利用する予定なので、700円の一日乗車券(当日ではなく、初回利用から24時間有効)を購入し、モノレールで古島駅まで移動。
途中、メイクと髪をバッチリ決めた着物を着た女性が乗ってきて、明日は成人式ということを思い出した。
古島駅から10分ほど歩き、今回の宿、CoCoホテル新都心へは19時に到着。(外観写真は撮り忘れ)
ホテルと名前が付いているが、ウィークリーマンションの空き部屋を短期の宿泊に利用し、回転率を上げているようである。
シングルの部屋(浴槽無し、シャワーだけの一番安い部屋)には、テレビ、冷蔵庫、一通りの調理器具と食器が用意されており、低価格な旅行には十分である。難点は、壁がかなり薄いようで、テレビの音や話し声がかすかに聞こえることだが、まぁ我慢できないこともなく、値段相応といったところ。
一息ついた後、サンエー那覇メインプレイスへ夕食などを買いに行った。
沖縄ローカルのテレビを見つつ、泡盛を飲みつつ、鉄火巻きとお惣菜をいただく。
ジーマミ豆腐は3個パックを買ってきたので、残りは冷蔵庫へ。
生そばタイプのカップ入り沖縄そば(与那原そば)を今日の締めとした。
カツオの効いたスープで、薄めの塩味が美味しかった。
この日は、以前から気になっていた沖縄ローカル番組”こきざみぷらす”(24時45分〜)を見てから就寝した。
沖縄ぶらり一人旅 2014年 1日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 1
沖縄ぶらり一人旅 2014年 2日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 2
沖縄ぶらり一人旅 2014年 3日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 3
沖縄ぶらり一人旅 2014年 4日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 4
沖縄ぶらり一人旅 2014年 5日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 5
沖縄ぶらり一人旅 2014年 6日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 6
沖縄ぶらり一人旅 2014年 7日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 7
沖縄ぶらり一人旅 2014年 8日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 8