沖縄旅行 2013年 後編 / Trip to Okinawa, 2013, sequel

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年末年始の沖縄、その後編です。(前編はこちら

4日目の1月2日から、最終日の1月6日まで。
ノープランだった4日目は、ひょんなことから琉球八社を巡ることに…

4日目 2013/1/2

元々、4日目と5日目はノープランでした。
とりあえず気になるところを事前にピックアップしておき、その日の気分でぶらぶらしようという、ゆる〜い感じでした。

4日目の朝、同行者の体調が思わしくなくホテルで休養することなったので、とりあえず午前中は単独行動になりました。
昼には一旦ホテルに戻るということにしたので、それほど遠い所でなく、徒歩や公共交通機関で行ける所として、琉球八社の一つである天久宮(あめくぐう)が候補に挙がり、前日(詳細は前編の3日目を参照)に引き続き、琉球八社を訪ねることにしました。

天久宮入口 / Entrance of Amekugu

おもろまちのホテルから歩くこと約30分。
国道58号を渡って住宅街を抜けた先に、真っ赤な鳥居が現れました。
鳥居の横には、天久宮についての説明が書かれています。

鳥居の向こうは駐車場で、本殿、拝殿へは、この鳥居の左側の階段(Flickrのこれ)を下っていきます。

神聖なる場所 / Religious place

そして、拝殿の右側の階段(Flickrのこれ)をぐるっと上るとここへ出ます。

新年のお供えがされた碑や、葉の間から射しこんでくる陽光のきらめきなど、この場所の何かに自分の第六感が反応するといった感じで、周りの音がスーッと消え、シャッターを切る音だけが聞こえていたような気がします。

泊外人墓地 / Tomari International cemetery

天久宮を出て、すぐ近くの泊港へ向けて歩いていると、外国人墓地が見えてきました。
これがあのウランダ墓かと思い出し、ぐるっと回って見学しつつ、ボード事件を思い出したり、ペリー提督上陸記念碑を見たりしながら、沖縄の昔と今についてぼんやりと思いを巡らせていました。

泊港の眺め / View of tomari harbor

さっきの外国人墓地から、道を渡ってすぐのところが泊港で、パッと視界が広がりました。
この日は天気もよく、遠くを行く船や、目の前の空を上っていく旅客機をしばらく眺めていました。

昼まではまだ時間があり、次の候補地を調べたところ、また別の琉球八社である沖宮(おきのぐう)なら徒歩とモノレールで行けるということで、最寄りの美栄橋駅からモノレールに乗ることにしました[1]

モノレールから見えた沖宮 / Seeing Okinogu shrine from monorail inside

美栄橋駅から空港方面のモノレールに乗り、奥武山公園駅へ。
奥武山公園駅に到着する少し前、小高い山に幟が並んでいるのが見えました。

どうやらあれが沖宮のようで、奥武山公園駅で降り、奥武山公園へ。

拝殿への階段 / Stairs to main shrine

奥武山公園には露店が出ており、たくさんの参拝客やスポーツをする人で賑わっていました。
これまでに訪れた安里八幡宮や天久宮とは比べ物にならないくらいの人出で、同じ琉球八社でもこれだけ違うのには驚きました。

振舞い甘酒 / Providing Amazake, sweet alcoholic sake

鳥居をくぐって階段を上がったところに、拝殿がありました。
お参りの後は、左の振る舞い黒甘酒をいただきましたが、通常の甘酒とは違い、少し酸味の強い独特な味でした。

上への階段 / Stairs to upper place

拝殿の左側、さっきの振舞い甘酒のテント後ろ側から少し先に階段があり、ここにモノレールから見えた幟が並んでいました。
階段の先、小高い山の上と、山の中腹あたりには祀られたところがありました。(Flickrのこれとかこれ

上まで行く方は少ないようでしたが、中には地面に座って熱心に拝まれる家族も有りました。

ホテルの部屋から、軍用機が飛ぶのが見える / Seeing military aircraft from hotel room

そろそろ昼の時間なので、モノレールに乗っておもろまち駅まで行き、一旦ホテルに戻りました。
ホテルの窓からは普天間基地へ着陸しようとしている軍用機が見え、改めてその存在を感じました。

ジミーのランチバフェ / Jimmy's lunch buffet

昼食はコミュニティバスに乗って、ジミーへ。
ランチバフェをいただきました。
高級っていうのではなく、庶民の洋風メニューという感じで楽しめました。

さて、午後からも同行者は体調不良と年賀状の宛名書き(!)のため、またまた単独行動に。

モノレールの駅から末吉宮を望む / Viewing Sueyoshi shrine from monorail station

で、ジミーの近くからバスに乗り、市立病院前へやってきました。
行先は、今回の旅行で4つ目となる琉球八社、末吉宮(すえよしぐう)です。

写真の中央上部、森の中にちらっと見えている建物の所まで、住宅街を抜け、森(公園)の中を歩いて行きます。

ハブに注意の看板 / Signboard, Watch out for Habu snake

住宅街を抜けると、”ハブに注意”の看板が。
ハブは冬眠しないので、1月といえども注意が必要です。(沖縄県:ハブに気をつけよう!!

うろ覚えですが、ハブ避けの呪文を唱えて出会わないようにしました。

「バブよハブ、私はムカデの子だよ。私が行く先に出てきたらぶっ叩くよ。ヨーリヨーリ。」

ウチナーグチをちゃんと覚えていなかったのでヤマトグチで唱えましたが、ここのハブはヤマトグチも理解できる賢いハブだったようで、出会うことはありませんでした。

このハブ避けの呪文、ラジオ沖縄のポッドキャスト(赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら)で聞くことができます。
”2011年7月11日 グスク物語 マーシリグスク”の10:30くらいから。
2016年10月24日 追記
本日(2016年10月24日)現在、再生できません。数年前、podcast.uruma.jpでサーバー障害が発生し、他にも配信されていたポッドキャストが聴けなくなっていたので、それと同時期に再生できなくなったようです。
ちょーびんさんの番組では、毎年何度かハブ避けの呪文をしゃべっているので、新しくなったポッドキャスト配信、”ハイサイポッド:赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら”を探せば、どこかにあるはず。

このポッドキャスト、他にも歴史や文化について興味深いことをたくさん聞くことができるのでオススメです。

拝殿 / Main shrine

森の中を歩いてやってきたところに、立派な階段と拝殿、本殿の末吉宮があります。
石造りの階段の下にはトンネル(Flickrのこれ)があり、かなり興味深い構造でした。
ここも沖宮ほどではないものの、そこそこの人出があって、順番にお参りする感じでした。

この日の行動はこれで終了、来た道を戻り、モノレールでおもろまちのホテルに帰りました。
同行者が不調なため、夕食はコンビニでおにぎりやお弁当などを買って済ませました。

5日目 2013/1/3

またまたノープランな5日目ですが、同行者の体調も多少マシになったようで、読谷村まで路線バスに乗って行ってみることにしました。
読谷村では何箇所か気になる場所があるのですが、とりあえずホテル日航アリビラで何か食べるのをメインの目標として、後は何も考えずに出発しました。

なお、バスの路線, 時刻表, 料金については、バスマップ沖縄にすべての情報が集約されているので、ここを見るのが一番だと思います。

路線バスで読谷村へ行くには…

本島中南部のバスマップの上の方、読谷村の”読谷バスターミナル”を見ると、「28, 29, 48, 62, 228, 海岸, 北」の7系統があって、このうち那覇市内から出ているのは「28, 29, 228」の3系統。

その3系統のうち、おもろまち駅前広場から出ている「228」系統は、ホテルからすぐの”おもろまち一丁目”のバス停を通るので、時間が合えばこれに乗って行くのが楽そう。

で、時刻表[2]を確認してみると、「228」系統はだいたい1時間に1本というペースでやってくるので、その時間に合わせてホテルを出ればOK。

ということで、この「228」系統のバスに乗って読谷村へ向かいました。

読谷村を歩く / Walking Yomitanson

バスに揺られること1時間ちょっと[3]で、読谷バスターミナルに着きました。

バスターミナルで読谷村のコミュニティバスに乗り換えて残波岬へ…などと考えていたのですが、コミュニティバスは1日数本の運行のため時間が合わず、ホテル日航アリビラまで約2.5kmを歩くことにしました[4]

途中、ガラス工房日月をちらっと覗いてみましたが、(当然ながら)お休みでした。

サトウキビ畑を抜ける / Go through sugar cane field

集落を抜け、サトウキビ畑の中を通って行きます。
風に吹かれ、葉っぱがサラサラと音を立てていました。

日航アリビラを望む / Viewing "Hotel Nikko Alivila"

遠くの方に日航アリビラが見えて来ました。
雨はポツポツと降ったりやんだりでしたが、派手に降られること無くホテルまで行くことができました。

ホテルでは軽食をいただき、帰りはちょうどよい時間にコミュニティバスがやってくるのでそれに乗り、読谷村の村内をぐるっと回って読谷バスターミナルへ。

那覇に戻った / Returned to Naha

そして、那覇市内へは「29」系統のバスに乗り、この日の夕食を予約した久茂地のお店へ向かうため、”県庁北口”バス停で降車。
少し時間があったので、パレットくもじのリウボウブックセンターリブロで県産本を見たりしていました。

琉球料理 美栄 / Ryukyu cuisine "Mie"

予約していたお店は、琉球料理の美栄
チャンプルーやソーキそばとは違い、丁寧に仕込まれた出汁の旨味を感じることができるお料理でした。
泡盛もいただき、堪能しました。

ちょっとお高いので、次回は無いかもしれません。

6日目 2013/1/4

6日目と7日目はレンタカーを予約しており、朝8時にホテルへ配車してもらって、北部、やんばるに向けて出発しました。

咲き始めたサクラ / Cherry comes into bloom

まずやってきたのは今帰仁城跡
ここでもサクラが咲き始めでした。

志慶真門跡から海を望む / Viewing sea from Shijimajoato

今帰仁城から海の方を眺めると、遠くに伊是名島と思しき島影が見えていました。
また、今帰仁城に併設された歴史文化センターにも立ち寄り、今帰仁という地域について見学しました。

この今帰仁城には、猫がたくさんいました。
城への入口のチケットもぎりの小屋にも、城の中[5]にも、そして、歴史文化センターの中(!)にも。

岸本そば(大)とじゅーしー / Kishimotosoba noodle & Jyucy rice

今帰仁城を見た後、お腹が減ったので、きしもと食堂八重岳店へ。
きしもとそば(大)[6]とじゅーしーをいただきました。

んー!!この味は僕の好みにピッタリのしっかりとした味で、じゅーしーもいい味でした。

以前行った本店と違い、八重岳店は広い店内で席も多く、ゆったりと食べることが出来ました。

古宇利大橋を望む / Veiew ing Kouri-o-hashi

昼食の後は、古宇利島を経由して、北部へ。
途中、道の駅で地の物を購入しつつ、どんどん北へ。

崖の上からの眺め / View from cliff-top

茅打ちバンタでは、海から吹き上がってくる風が強かったです。

岬の先端への道 / Road to tip of cape

そして最北端の辺戸岬に到着。
駐車場から少し歩いて岬の先端へ。

与論島が見える / Yoron island over there

北東方向に与論島が見えます。
沖縄が本土復帰する以前、沖縄本島と与論島との間、北緯27度線で行われた海上集会がうっすらと見えたような気がしました。

辺戸岬から先は、本島の東側、県道70号線を進んで南下ました。
やんばるの森の中を進んでいく感じで、たまに現れる村落が興味深かったです。

また、米軍基地(演習場)も多く、「オスプレイ反対」などと書かれた横断幕と共に座り込みをしている所もありました。

山の駅で休憩 / Had break at Yama-no-eki

辺戸岬から1時間ほど走ったところにある”山の駅”でトイレ休憩。
ここにいた犬(Flickrのこれ)が可愛くて、しばらく遊んでいました。
去り際に、「またね」と声をかけましたが、また来れるかどうかもよくわからず、もやもやした気分になりました。

この後は、東村の”サンライズひがし”に寄って東村の特産品[7]を買ったりしつつ、ホテルへ帰りました。

夕食は、ホテルから少し歩いたところにある”ぱいかじ 上之屋店”へ。
ここへは何度か来ていますが、やっぱり良いです。
今回のヒットメニューは”グルクンの唐揚げ”で、カリッと揚がってジューシーな食感で美味しかったです。

前回、2012年7月に訪れたことを店長(?)さんが覚えてくれていたようで、カウンター越しにいろいろ話しました。
金沢では「弁当忘れても傘忘れるな」と言うくらい雨が降るという話に、沖縄では「傘を持ってても、ちょっとくらいの雨なら差さないよ」という話が返ってきたことに、地域性を感じました。

旨い泡盛も教えてもらい、さらに泡盛が好きになりました。
また行きます!


本題から少し逸れますが、どこかで書こうと思っていたので、ここに書いておきます。

今回のレンタカーは、ホンダ フィットのハイブリッド車でした。
燃費はいいのかもしれませんが、ハイブリッドな部分の制御[8]がシットなレベルで、非常にフラストレーションが溜まりました。

普段自宅で乗っている日産マーチも、以前借りたレンタカー[9]も、また、これまでに乗ってきた軽トラックから2t車までのどんな車も、程度の違いはあるにせよ、アクセルとブレーキというものは全部ひっくるめてだいたい同じでした。
しかし、このフィットは、それらの感覚と異なる不自然な挙動を見せ、特にブレーキの動作については異常とも取れるもので、思ったところで車を停止させることがほぼ不可能という状態でした[10]

そういうわけで、フィットを運転し始めて2日目の昼には、溜まりに溜まったフラストレーションで胃がキリキリと痛み出す始末。
次回からは「ホンダ車以外で」と申し添えた方が精神的、肉体的に良い結果になるのではと思っています[11]


7日目 2013/1/5

昨日に引き続き、レンタカーで巡ります。
今日は中南部へ。まずは、うるま市へ向かって出発しました。

巨大な城郭 / Huge walls

この日、最初にやってきたのは勝連城跡[12]
小高い山の上にどっしりと構えた造りで、強そうな雰囲気でした。

海中道路を望む / Viewing road to island

勝連城からは、平安座島へつながる海中道路が見えていました。

ここから先は、”海の駅 あやはし館”で天ぷらを食べたりしつつ、海中道路を渡って平安座島、宮城島、伊計島、そして浜比嘉島を巡った後、糸満市へ向けて南下しました[13]

傾いてる? / Leaning?

南城市に入り、ニライカナイ橋を通るつもりが、気がついたら違う所を走っており…
少し疲れてきた頃、午後のお茶を”山の茶屋 楽水”で。

席からの眺め / View from seat

少し遅めの午後ということもあって、僕ら以外は他に一組だけで、静かなひとときを過ごせました。
小雨だったのでちょっと彩に欠けますが、それでも窓の外の景色は十分楽しめました。

すでに閉館時間 / Late to come, already closed

そして平和記念資料館を見学する予定だったのですが、来るのが遅すぎ、見ることができませんでした[14]

半額弁当 / Half price dinner

最後の夕食は、”道の駅いとまん”で購入したお弁当。
左から、三色そぼろ、焼きそば[15]、とんかつ。
全てタイムセールで半額でした。

8日目 2013/1/6

ジンベエジェット / Whale shark jet

最終日、DFSに寄ってから、モノレールで那覇空港へ。
空港のレストランからは、ジンベエジェットを見ることができました。

これで沖縄の旅は終了。
夕方には、雪の降る金沢へ戻って来ました。

旅のまとめ

同行者の体調不良というハプニングはあったものの、ノープランも含めて概ね予定通りの旅でした。
琉球八社をたくさん訪ねることができ、非常に満足しています。そのうち、残りの4社も訪ねてみたいです。

事前の調査で、路線バスでどこへでも行けるということはわかっていましたが、これほど便利だとは思っていませんでした。
那覇市内は本数が多いし、郊外へもバス停を選べば1時間に1本以上走っているので、十分、主要な足になり得ます[16]
何より、バスマップ沖縄のWebサイトで、すべてのバス会社のバスを見やすい地図で探すことができるのが、とても便利でした。
次回以降、バスを活用することが増えそうです。

お高いリゾートホテルもいいかもしれませんが、安いホテルに泊まって、地元の市場やスーパーで買ってきたものを食べることで、その土地の食文化を知ることができ、非常に良い体験になっていると思っています。

今回のレンタカーでのドライブ(最北端の辺戸岬まで行き東側を回って帰ってきたことと、平安座島から伊計島まで行ったこと)と、以前のドライブを合わせると、ざっくりと本島一周できた感じです。
まだまだ本島で見るべきもの、知るべきものはたくさんあるのですが、次回はちょっと離島に行ってみたい気もしています。

撮影メモ

カメラ

35mmをつけたZeiss Ikonをメインとし、状況に応じてサブのカメラを使用。
レンズ交換の手間を省くため、Zeiss Ikonはボディ2台にそれぞれ35mmと90mmをつけっぱなしに。

  • メイン: Zeiss Ikon + C Biogon T* 2.8/35 ZM
  • サブ: Zeiss Ikon + Konica M-HEXANON 90mmF2.8
  • サブ: Minolta TC-1

フィルム

シャッターチャンス優先の撮影と割り切り、カラーネガのみ。
ISO 400のX-TRA 400を中心に、晴天時用のProfoto XLと、低照度用のVenus 800を用意。

  • ISO 100 @100: Kodak ProFoto XL 100(PROFOTO XL 100)
  • ISO 400 @250-320: Fuji SUPERIA X-TRA 400(400)
  • ISO 800 @400-800: Fuji SUPERIA Venus 800

記録

撮影本数は合計17本で、1日あたり2.5本くらい使用しました。
移動日と、レンタカーで運転の多い日は少なめです。

機材別の使用率は、

  • 28mm: 37%
  • 35mm: 56%
  • 90mm: 7%

フィルム別の使用率は、

  • ISO 100, Profoto XL: 21%
  • ISO 400, X-TRA 400: 58%
  • ISO 800, Venus 800: 21%

でした。

所感

ここ2ヶ月くらい、Zeiss Ikonにネガを詰めて撮影する場合はマニュアル露出で撮っており、今回の沖縄旅行でもそのように撮影しました。
ある場所で露出を決めたら、光線状態が大きく変わらない間は、その露出で撮り続けるという具合に、あまり露出に手間を掛けないようにして、被写体をもっとよく観察できるようにしています。
ネガなので大きな失敗もなく、ほぼ思った通りの撮影結果を得ることができました。

機材別の使用率では、35mmの使用率の高さが目立っています。
(僕にとって)オールラウンドな画角で、周りの状況を入れつつ撮影できるところがいいのですが、場合によっては50mmに比べて主張が弱くなるときもあるので、ちょっと注意が必要。

28mm(=TC-1)は、近い画角の35mmにお株を奪われつつありますが、コンパクトなボディ、AF、フラッシュ内蔵、35mmより広角ということもあり、このサイドアームは欠かすことはできません。

少し意外だったのは、もっと使うかと思っていた90mmが、今回の旅行ではほとんど出番がありませんでした。
これくらいの出撃率だと、もう少しコンパクトで軽いもの[17]に交換してもいいかも。

いずれにせよ、ボディ2台というのは違う感度のフィルムを入れておいて使い分けできるので便利なので、次回以降もこの体制で。

フィルムの使用率は、だいたい思っていた通りです。
曇りの日が多かったので、X-TRA 400をメインにしておいて助かりました。
反省すべき点は、持っていった本数が少なめだったことと、フィルム1本の単価が高いことで、Venus 800を出し惜しみしたところです。低照度下ではもっと積極的に使っていくべきでした。

更新情報

2013年11月20日
海の駅 あやはし館のWebサイト(http://www.ayahashi.com/)がリンク切れになっていたので、”おきなわ物語”の該当ページにリンク先を変更。
2014年4月7日
沖縄県: ハブについて(http://www.pref.okinawa.jp/site/fukushi/yakumu/yakumu/habu.html)のリンク切れを修正。
2014年4月14日
HTMLタグの記述間違いを修正。
2015.7.27日
ジミーのWebサイトのリンク先が変わっていたのでURLを変更。
2016年3月25日
海の駅 あやはし館のページ(http://www.okinawastory.jp/view/portal/0010121100/)がリンク切れになっていたので、URLを変更。
2016年8月4日
CSSによる装飾(<div>の枠)を調整。
2016年10月24日
ポッドキャストが再生できなくなっていたので、別の配信先へ誘導。
2017年4月8日
”沖縄県: ハブについて”のリンク先(http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/yakumu/yakumu/habu.html)が消滅したため、同様のページにリンクを変更。
2017年5月17日
”ぱいかじ 上之屋店”のURL(http://www.paikaji.jp/tenpo/uenoya.html)が変わったため、リンク先を変更。

脚注

  1. 今、考えれば、波上宮(なみのうえぐう)もそれほど遠くないので、タクシーでひょいと移動するのもアリだったかも。 []
  2. 年末年始は休日ダイヤなので注意。 []
  3. 料金は\1000くらい []
  4. バスターミナルにはタクシーの呼び出し電話番号が掲示してあり、少し待てば来てもらえるようでしたが、時間もあるしということで。 []
  5. 旧道のの方からマーオマーオと鳴く声が。声の主はこの子 []
  6. 大が通常のサイズ []
  7. タコライスソースなどを買いましたが、添加物や保存料など、変なものがいっさい入っておらず好印象。 []
  8. アクセルとブレーキに応じて、どれくらいモーターを作動させるのかという制御 []
  9. マツダのデミオや、トヨタのアクアなど []
  10. アクセルとブレーキを、ON/OFFの2値で踏み込むようなドライバーに合わせた設定なのでしょうか? []
  11. ハイブリッド車ということをほとんど感じさせないトヨタのアクアって、いい車だなぁと、今さらながら感じています。 []
  12. 別に世界遺産巡りをしているわけではないのですが…。古琉球、グスク時代のフィールドワークとしては、各地の城は外せないんですよねぇ。 []
  13. 特にこれといったビューポイントはなく、ずっと運転を続けていたので、この間の写真なし。 []
  14. 17時閉館で、入場は16時半まで。 []
  15. 麺は沖縄そばと同じもの []
  16. 読谷村のコミュニティバスは、もっとちゃんと調べておくんだった… []
  17. M-Rokkor 90mm F4とか、ELMAR-C 90mm f/4とか。 []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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