ミノルタ TC-1 機能設定レバー修理完了 / Minolta TC-1, Selector switch repaired

Minolta TC-1

先日の記事、ミノルタ TC-1を修理に出した / Sent Minolta TC-1 for repairに書いたTC-1の修理が完了したので、今回はその報告をする。

修理についてまとめるため、一部、先日の記事と内容が重複するところがある。

概要

ミノルタ TC-1の機能設定レバーの調子が悪くなり、撮影に影響が出るようになった。
修理に関して旧ミノルタ製品のアフターサービスを行なっている(株)ケンコー・トキナーに尋ねたところ、修理料金は概算で2万円を超えることが分かり、別の修理業者(エム・シークリニック)に修理を依頼することにした。
その経緯と修理結果についてのメモ。

故障の内容にもよるだろうが、今回は半額以下で修理することができた。

問題点

機能設定レバー[1]の動きが悪く、操作後にレバーが真中に戻ってこない。

本来であれば、右か左へスライドさせた後に指を離すと、バネの力で真中に戻ってくるレバーである。
しかし、左[2]へスライドさせた後に指を離しても、何かに引っかかっているのかバネが弱っているのか、真中に戻ってこなくなっている[3]

なお、この不具合はレバー自体の機械的な不具合であり、電気・電子的には問題なく動作している。

修理依頼から受取までの流れ

2013.6.20

TC-1の使用中に、機能設定レバーの不具合を確認。

(株)ケンコー・トキナーのコニカミノルタカメラ修理相談窓口に修理について尋ね、修理料金は最低2万円ちょっと[4]からという回答を得る。

エム・シークリニックに修理について尋ね、修理担当の方の「機械的な故障なので、とりあえず診てみましょう。私宛に送って下さい。」という力強い言葉と、会話の中で(ケンコーで修理するよりも)多少は安くできるというニュアンスの話になったこともあり、エム・シークリニックで修理することに決定。

2013.6.21

荷物発送。
土日はエム・シークリニックが休みのため、月曜日(6.24)に到着するよう指定。

2013.6.24

エム・シークリニックから、修理見積りの電話あり。
修理料金は、8400円(税込)。
作業は10日ほどの予定で、修理完了後に再度電話するとのこと。

2013.6.27

エム・シークリニックから、修理完了の電話あり。
エム・シークリニックのWebサイトで”修理チケット”を購入し、支払いを済ませる。

2013.6.28

荷物受取。

修理結果

機能設定レバーの操作後に、レバーが真中に戻ってくることを確認。

以前、レバーが不具合を起こす前、に比べてレバーの動きが静かになった。
レバー操作時、以前は「カチャカチャ」という小さな音が聞こえ、レバーが戻るときに跳ねるような感覚があったが、今回の修理後にはその音は聞こえなくなり、指先にはスッ、スッというスムーズな操作感を感じるようになった。

修理品納品書に記載されている内容は次の通り。

  • 作業内容
    設定レバー部、分解清掃調整致しました。
  • 修理料金
    工料 8000円
    部品代 0円
    付属品代 0円
    修理料合計 8000円
    消費税 400円
    合計 8400円

テスト撮影

晴天日中にテスト撮影を行った。
露出補正、マニュアルフォーカス、フラッシュ発光など、機能設定レバーの操作とその操作結果は良好で、修理が問題なく完了していることを確認した。。
金沢21世紀美術館 / 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawaアジサイ / Hydrangea茅の輪 / Chi-no-wa乳鋲 / Chibyoモリアオガエルの卵 / Eggs of forest green tree frog中洲のカラス / Crow on sandbank

まとめ

修理結果

テスト撮影を含めて何本か撮影したところ、特に問題なく、どちらかと言えばスムーズに撮影することができた。
長く使ってみないと耐久性的は検証できないが、今のところ、特に問題は無さそうな感じである。(何かあれば追記する。)

依頼した修理が、ケンコーで修理した場合に比べて半額以下で完了し、エム・シークリニックに修理を依頼して良かったと感じている。

修理日数

たまたま空いていて、たまたま簡単な修理だったのかもしれないが、先方に荷物が到着してから5日で修理完了したカメラを受け取れるのは、かなり対応が早いと感じ、好印象である。

修理料金

同一箇所の故障に6ヶ月保証をつけてこの値段なら、妥当だと感じる。
なお、料金支払い時にエム・シークリニックのWebサイトで会員登録をしたところ、500円分のポイントが進呈され、それを支払いに充当したので、実際に支払ったのは7900円である。

TC-1の代わりは、TC-1以外に無い

修理をする際、高額な修理料金を見て、
「別のカメラを買ったほうがいいんじゃないか?」
と、いつも思う。
以前の修理(ミノルタ TC-1のエラー表示「F--」 / Minolta TC-1, Error Message "F--")のときもそうだった。

そして、また自問自答。

TC-1を使っている理由は、操作性、形状、重さなど、ほぼ全てに満足しているから。
その中でも、一番満足しているのは、写り。
他にこんな写りをするカメラが有るか?
そのようなカメラは無いため、TC-1の代わりはTC-1にしか務まらない。

関連書籍

更新情報

2013年7月4日
テスト撮影の結果を掲載。
「まとめ 修理結果」を、テスト撮影の結果をふまえた内容に変更。
2013年8月4日
修理料金の表のレイアウトを変更。
2016年3月18日
HTMLタグ属性値の"(クオーテーション)をエスケープしていなかった箇所を修正。
2016年4月18日
iframeで読み込むコンテンツをhttpからhttpsに変更。

脚注

  1. 冒頭の写真、MINOLTAの”A”の右上にあるスライドレバー。 []
  2. カメラ正面から見たときは右 []
  3. この不具合のため、設定対象の値がマイナス側いっぱいまで勝手に設定されてしまい、思いもよらない撮影結果になる可能性がある。特に設定対象が露出補正の場合、気づかないうちに-4EVの補正がかかっている場合があり、撮影に大きく影響する。 []
  4. 修理料金の内訳は、基本的には工賃 18000円, 部品代 1300円, 送料 1575円で、故障内容によって部品代の変動あり。 []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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