3日目、常念岳を往復し、一ノ沢へ下山する。
日の出前の5時。
真っ黒な山に、ヘッドライトをつけたパーティーが登っていく。
槍の肩に小屋の明かりがついているのが見える。
あちらにも、ここにいるみたいなのがいるんだろう。
5時半過ぎ。
日の出と共に、モルゲンロートが始まった。
今までに見たことのない色だ。
常念岳も朝日に染まってオレンジに。
さっきのパーティーが中腹に見える。
その7分後。
朝日のオレンジ色が消えた。
6時半、自分も常念岳を登り始める。
見ての通り、中~大の岩がゴロゴロと。
浮いているものも多く足首をひねったりしないよう、気をつけて登る。
それと、ペンキでマーキングしてあるが、よく見ていないとすぐに違ったところを登ってしまう。
大パノラマが目の前に広がる。
常念岳の頂上に到着。
蝶ヶ岳方面を望む。
左奥には富士山がちょこんと。
大キレットの向こうに白山がうっすらと。
そのうちあっちからこっちを見たいところ。
穂高の険しい山容がすぐそこに迫る。
左奥には乗鞍、さらに左奥に御嶽山。
写真はいきなり下山途中へ飛ぶ。
一ノ沢への下山道では何度か沢を渡る。
だいぶ高度を下げたところ(胸突八丁あたり)では、たくさんの花が咲いていた。
あまり登りたくない登山道で、下山でよかったと思った。
メモ代わりに渡った橋を撮影しようとしていたら、リスが走り抜けていった。
しっぽ~!
最後は森の中を歩き、少しゆっくり目に歩いていたとは言え、約4時間かかってやっと駐車場へたどり着いた。
実はこのお二人、その1の燕岳登山口で写っている方なのです。
下山を始める前に常念小屋からタクシーを呼んでおいた。
さっきのお二人も同乗し、しゃくなげ荘へと向かう。(運賃を割り勘にしたので、だいぶ安くなりました。)
しゃくなげ荘の隣(?)の公衆浴場で汗を流し、帰路についた。
パノラマ銀座を歩く山行記
- パノラマ銀座を歩く(その1)
- パノラマ銀座を歩く(その2)
- パノラマ銀座を歩く(その3)
- パノラマ銀座を歩く(その4)
- パノラマ銀座を歩く(その5)
更新情報
2014.4.14
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