パノラマ銀座を歩く(その4)

昼食をとり、大天井岳から常念小屋へ。

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天気は良いが雲が多い。
この先(右の小ピークあたり)、若干道がわかりにくかった。
(水を引いているパイプに沿って谷へ向かってはダメ)

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右手には槍。
雲の間から頭が出るまでしばらく待ち。
まだこんなに雪が残っているとは知らなかったな。

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東大天井岳付近から、雲に隠れる横通岳(左手前)と常念岳(右奥)。

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東大天井岳からは、いったん下ってから横通岳へ登り返すこととなる。
この下りは、ずいぶんと高度を下げる。
左膝を曲げると激痛のため、ガスに向かってノロノロ下る。

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一番高度の低いところに到着。
完全にガスの中。
もう少し先にテント数張り分の広場あり(幕営禁止の看板もあり)。

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横通岳(手前)への登り返し。
登山道はピークを巻くが、頂上へ行く道もあり。
僕は…足の状態を考慮して、行きませんでした。
行くつもりだったんだけどナァ。

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横通岳をこえて少し行ったら、常念小屋へ向かう下り。
ここがまたけっこう長い上、浮き石が多くて歩くにくい。
なんか頭痛もしてきちゃって、だいぶ疲れている模様。

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どんどん下っていくと樹林帯に入る。
地形図的には樹林帯に入ったらすぐゴール(小屋)のようにも見えるが、しばらくは樹林帯の中を歩くことになる。

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まぁ、それでもなんとか到着。
コースタイム3時間のところを3時間半で来たので、まぁまぁでしょう。
頭痛と若干の寒気のため、テント設営後1時間半ほど仮眠。
起きてテントから顔を出したら、常念岳がそこにあった。(到着時はガスの中)

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しばらくすると完全にガスってしまったが、そんな真っ白な中からヘリが現れた。
よくわかんないけどさ、すごいナァと思ったわけさ。

どうにも微妙な頭痛と寒気が続いているので、なんとか夕食を流し込んだ後、風邪薬を飲んで就寝。
足の状態を考えると蝶ヶ岳まで行くのは厳しそうだということで、明日は常念岳をピストンし、一ノ沢(ヒエ平)へ下山することに決めた。

その5に続く


パノラマ銀座を歩く山行記

更新情報

2014.4.14
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著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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