パノラマ銀座を歩く(その2)

4時にセットした時計のアラームで目を覚ます。
静かだ。雨はやんだようだが天気はどうだろう…

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テントからもぞもそと這い出すと、満天の星空が広がっている。
今までに見たことの無い星の数に圧倒される。

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テント場のトイレから見た景色。
少しずつ空が明るくなり、青の時間が始まる。
ひと際輝いているのは月。
下弦の月だったが、星に露出を合わせると月は明るすぎ、超新星爆発的に写っている。

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いったんテントに戻り、そそくさと食事を済ませて外に出ると、日の出が迫っていた。

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朝の冷え込みでフライシートについた水滴が凍りついている。
フリースの上にダウンをはおり、燕岳へ向かうことにする。

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燕岳へ向かう途中、太陽が顔を出した。
雲海がどこまでも続いている。

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モルゲンロート(朝焼け)に染まる大天井岳, 槍ヶ岳から連なる峰々。

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燕岳を見上げる。
オレンジ色に染まる、燕岳特有の岩。
頂上まではあと少し。

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岩の間を通り、頂上へやってきた。
しばし、頂上を独り占め。

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今日行く縦走路の向こうに、大パノラマが広がっている。

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縦走前に振り返って見る、この岩の感じが燕岳。

時間に余裕があればもっとゆっくりしたいところだが、今日は常念小屋まで行くことに決めている。
少し急ぎながら荷物をまとめ、まずは大天井岳に向かって歩き出す。

その3に続く


パノラマ銀座を歩く山行記

更新情報

2014.4.14
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著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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