前回に引き続き、Lightroom2の新機能を使った現像過程を紹介します。
今回のネタは、デジタル一眼を買って間もない頃に撮った銀座の1コマです。
- 撮ってきたまんま。
露出オーバー気味で白トビ発生。コントラスト低い。色に深みが無い。
- 明るさと彩度を調整。
具体的には、露光量(-0.64)、白トビ軽減(+12)、トーンカーブ調整(コントラスト上げる)、明瞭度(+37)、彩度(+37)となっています。
ビルの存在感がかなり増しています。
- 空に表情をつける。
段階フィルタを上から「FUJIYA」の文字あたりまでかける。
段階フィルタの内容は、露光量(-0.74)、彩度(+57)のみ。
もっと青い空にしたいときは、カラーで青を乗せるとそれっぽい雰囲気になるが、やりすぎると不自然になるので注意。
- 左下のマンホールを消す。
写真的に消す必要は無いですが、スポット修正の効果も載せたかったので…
この写真のように、複雑ではない模様なら、スポット修正(修復)で簡単に消せます。
- 「FUJIYA」の看板を明るくする。
補正ブラシで看板をなぞり、露光量(+0.57)を調整。
パッと見はあまりわからないけど、立体感が少し増える(ような気がする)。
補正ブラシを使っていると、どこまでなぞったのかわからなくなったりします。
こういうときは、O(オー)を押すとマスク部分が赤く表示されるのでわかりやすいです。