手元にないと使いたくなるプラナー

pray for

前ピン修理のためコシナへ送ったプラナー(Planar T* 2/50 ZM)、35mmでスナップするのが楽しくて、最近はプラナーで撮る頻度は下がっていたのだが、手元にないと逆に使いたくなってくる。

コシナへ送ってから1週間しか経っていないのに、チョイ望遠(50mmが標準とは言うけれど、僕にとっては少し長い)に飢える自分が可笑しい。
このところ90mmをよく使っているのは、望遠に飢えていることの表れなのだろう。

ずっと届き続けているわけではないが、いつかきっと届く、ずっと続ける何か

mother and child, sit by the  riverside

日産スーパーGTチーム総監督の柿元邦彦さんのツイート

をきっかけに読んだブログ記事”モータースポーツを応援する事の意義”に、何か気付かされるものがあった。

マシンに乗っているドライバーに聞こえるわけがない。

でも、ピット側にはほんの一瞬でも届くことがある。

それが大事なんだと私は思う。  ふっとホームストレートからマシンが居なくなると
届いてくる日産コール。 ずっと応援していることに気が付いてくれるはず。
それが大事なんだ。。。

ル・マンだったら24時間、スーパーGTとかだったら数時間というレースのうち、応援団の声がどれほど届くというのか。だが、ずっとは届いていなくとも、ふとした瞬間に聞こえてくる応援のコールや視線の隅ではためいているチームフラッグは、チームメンバーにとって計り知れないほどの支えになっていることだろう。

この”ずっと届き続けているわけではないが、いつかきっと届く、ずっと続ける何か”を大切にしたいと思う。

沖縄の不発弾処理をリツイートすること、アベ政治を許さないの缶バッチを鞄につけて街を歩くこと、フィルムで撮り続けること、などなど。
一度届いた後も、二度、三度と届くように。
日々続けていることを、今日も、明日も、明後日も続けていく。


フィルムで撮っている僕を見た人が、数年後にまたどこかで僕を見かけて、そのときも僕がフィルムでペシペシ撮ってたら、

わっしゃびーよーなー!

って思うかなって。

更新情報

2016年3月20日
引用部分、HTMLのciteタグの表記を変更。
2016年12月11日
引用部分、引用元のブログ名を追記。

必要なのか?

boys

主力機材として使っている写真機、Zeiss IkonとLeica M6。
それに組み合わせるMマウント用レンズは、

  • Biogon T* 2,8/28 ZM
  • C Biogon T* 2,8/28 ZM
  • Planar 2/50 ZM
  • M-Rokkor 90mm F4

の4本を所有。Planarは現在修理中だが、どれも良いレンズで満足している。

ここにレンズを1本追加したいなぁと思っていて、明るい35mm、解放F値がF2以上のレンズが気になっている。

現実的な路線では、フォクトレンダー Nokton Classic 35mm F1.4 VMが第一候補。
絞りに合わせて変化していく描写が楽しそうで、そして何より安い。が、フォーカスシフトの影響が大きいのが難点。F2以上に絞った場合、特にF5.6あたりで撮るのは厳しいかも。

でも、実際問題、それが必要なのかどうかの見極めが肝心。
普段撮っている分には、C Biogon T* 2,8/35 ZMの写りが良すぎて困るくらいに良い。そしてコンパクト。
足りないのは低照度下での戦闘力。NoktonをF1.4固定で夜間専用にするのはちょっとやりすぎか…

2015年9月5日追記ココカラ
一つ大きな要因として、ライカのレンズを使う必要性や義務感と、その決定打的な性能と潜在能力がある。
そして、カメラボディを超える値段も…
追記ココマデ

更新情報

2016年4月2日
フォクトレンダー Nokton Classic 35mm F1.4 VMの製品ページ(旧:http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/vm/35-1.4/index.html)が移転したため、リンク先を変更。

Sep. 1, 2015 雑感

escape into shadow

Planar T* 2/50 ZMを修理に出した

前ピンの症状が出ているPlanar T* 2/50 ZMを、コシナへ修理に出した。(冒頭の写真も、ピントを合わせたのは男性だが、その少し手前の樹の幹の方がピントが合って見える)

電話で症状を伝えた際、カメラ(の距離計コロ)との組み合わせに起因する可能性もあると言われたが、他のレンズでは異常がないことを伝えたところレンズ自体の問題だと判断され、レンズ単体を送付することになった。

症状を診て、修理見積もりが出たら電話するとのこと。

Aug. 27, 2015 雑感

Tsubaki on ground

Planar 2/50 ZM

カメラボディのテストをやってたら、プラナーが前ピンなことを発見。
無限遠も出ていないようだ。

別のボディで試してみて、だめならコシナへ連絡だ。

Leica M6

昨日に続き、触り始めの所感を残しておく。

カメラボディ

ボディ前面の窓(距離計とビューファインダー)とボディとの間に段差がなく、平らでフラットになっている。
そのため、ふとした拍子に指が触れてしまい、手の油などで汚してしまう。

Zeiss Ikonはボディ前面から1mmほど凹んでおり、窓の枠部分を掴んでも指が触れにくい。

マウント

Zeiss Ikonのボディキャップが、M6にはまらない。

ライカ純正ボディキャップ(#14195)に比べ、Zeiss Ikonのボディキャップ外径が1mm程度大きいため、レンズ脱着ボタンの誤操作防止ガード部分に干渉してしまう。
良く見ると、ボディのマウントもZeiss Ikonの外径が1mm程度大きい。

ライカの箱違い

元箱ありで購入したライカの箱、よく見るとM6チタンの箱(titanisiert/titanium plated/plaque titaneと書いてある)で、このブラッククロームのものではなかった。

電話で事情を伝えて交渉した結果、3ヶ月保証を6ヶ月保証に伸ばすことで決着した。(箱代分の返金は無理とのこと)

新しい保証書が数日中に届くので、それを受け取り後にチタンの箱を返送する予定。
なお、取扱説明書(たぶんチタンのもの)はそのまま使ってOKとのこと。