Lightroom2の新機能お試し(その2)

前回に引き続き、Lightroom2の新機能を使った現像過程を紹介します。
今回のネタは、デジタル一眼を買って間もない頃に撮った銀座の1コマです。

  1. 撮ってきたまんま。
    露出オーバー気味で白トビ発生。コントラスト低い。色に深みが無い。
  2. 明るさと彩度を調整。
    具体的には、露光量(-0.64)、白トビ軽減(+12)、トーンカーブ調整(コントラスト上げる)、明瞭度(+37)、彩度(+37)となっています。
    ビルの存在感がかなり増しています。
  3. 空に表情をつける。
    段階フィルタを上から「FUJIYA」の文字あたりまでかける。
    段階フィルタの内容は、露光量(-0.74)、彩度(+57)のみ。
    もっと青い空にしたいときは、カラーで青を乗せるとそれっぽい雰囲気になるが、やりすぎると不自然になるので注意。
  4. 左下のマンホールを消す。
    写真的に消す必要は無いですが、スポット修正の効果も載せたかったので…
    この写真のように、複雑ではない模様なら、スポット修正(修復)で簡単に消せます。
  5. 「FUJIYA」の看板を明るくする。
    補正ブラシで看板をなぞり、露光量(+0.57)を調整。
    パッと見はあまりわからないけど、立体感が少し増える(ような気がする)。

補正ブラシを使っていると、どこまでなぞったのかわからなくなったりします。
こういうときは、O(オー)を押すとマスク部分が赤く表示されるのでわかりやすいです。

とある古民家の部屋

@黒門前緑地

金沢市内の何の変哲もない緑地なんですが、無料で建物の中も見学OK。
住環境にもよりますが、最近の賃貸住宅に住んでると、畳の上を歩くことも久しぶりだったりします。

上の写真では部屋の中もそこそこ明るいように見えますが、実際はけっこう暗いのです。
逆に外は真夏の太陽が降り注ぎ明暗差が非常に大きいため、(今の)デジタルカメラには厳しい状況ですね。
結局の所、LightroomとPhotoshop CS3(30日体験版)により、それらしく見えるように仕上げてあります。

で、素の写真はコチラ↓。なんじゃこりゃってレベルです。

モザイクのれん

@東茶屋

このお店、いつも(?)こういう柄の”のれん”をしています。

このサイズまで画像を縮小するとボヤっとして見えます。が、ピンボケではないのです。
かといって、いちいちシャープかけてられないので、これでいいです。

久々に夕焼け

@ 金沢駅前

美術館や買い物に行った帰り、金沢駅の駅前まで来たところでちょうどいい色に染まっていました。
1枚目、信号がちょいと邪魔です。横断歩道の真ん中からなら避けられるかも。
門がアンダーになったのでちょいプラスしたらHDRっぽくなってしまった。