以前の投稿、”僕が使うフィルム”でも少し触れたが、富士フイルムのパッケージリニューアル対象製品にプレスト400が入っていなかった。そのため、プレスト400がしばらくすると生産終了になってしまうのではと考え、代用品の検討をすることにした。
KodakのTRI-XとT-MAX 400については使用経験があるので、今回は、まだ使ったことがないイルフォードHP5 PLUSを試し、その使用感をメモする。
比較用として、プレスト400での撮影結果も掲載する。
1月下旬から2月中旬まで、約1ヶ月間TC-1に詰めていたフィルムを現像に出したところ、1コマだけコマが重なっているものがあった。
横位置で撮った後にフィルムが送られず、その後に縦位置で撮ったコマが重なっている。
原板を見ると、コマの全体がぴったり重なっているため、レリーズ後にフィルム給送自体が行われなかったと推察される。
この日は、時折冷たい風が吹く寒い日だったと記憶しているが、メッセンジャーバッグの外ポケットに入れていたTC-1も冷えきっていたはずで、そのせいでフィルム給送に支障があったのかもしれない(それでは困るのだけれど…)。
TC-1のフィルム給送音は、「ウィーゴ、ヴィィィーン」というちょっと大きめの音なので、静かな場所なら気が付いたと思われるが、このコマは堰堤の上からの撮影で、水が流れ落ちるゴォーという音で気が付かなかった。
とりあえずは、しばらく様子を見ることにする。
2013.7.17
トラブル発生以降、35本ほど撮影したが、コマ重なりは発生していない。
Minolta TC-1, Fuji SUPERIA Venus 800
2013.7.17
経過報告を追加。