沖縄 2016年 2日目

目次

• 朝食を食べに？
• ラジオ沖縄へ差し入れ
• お守りをアップデート
• だるまそば、これは旨い
• 国際通り, 商店街, 壺屋
• 同行人と夕食へ

朝食を食べに？

7時15分起床。
窓を開けて外を見ると青空。ぽつぽつと見える雲の流れるのが早い。台風の影響か、上空は風が強いようだ。

昨夜、寝る前に今日の予定を考えていたが、朝食をどうするか決め忘れていた。
金沢にはないバーガーキングのワッパーも食べたい気分ではあるけれど、沖縄ローカルなものを優先して食べるのも旅の目的の一つだから、今回はやめておこう。
この後の予定も考慮すると、チェックアウトする前に食べに行くのが都合が良いので、9時ごろまでには帰って来られる所で…と考えて、那覇市松山の三笠食堂へ食べに行くことにした。

8時ごろに宿を出発。
朝だというのに、ジリジリと日差しがきつい。暑くなりそう。

松山まではちょっと遠いなぁと思いながら歩き始めると、3分も歩かないうちにローソンを発見。
「あいっ！ここのおにポー^[1]も沖縄ローカルやっさい！！」
とひらめいて、吸い込まれるようにローソンへ。

10分後、宿に戻って朝食。
シーチキンマヨネーズのおにポー。

琉球新報も買ってきたので、色々と情報収集。

荷物をまとめ、9時ごろ宿をチェックアウト。
チェックアウトと言っても、部屋に鍵を置いて出て行くだけ。

今日は壺川のメルキュールホテル沖縄那覇に泊まるので、モノレールで壺川駅まで行ってコインロッカーに荷物を預け、いよいよ本日の行動開始。

ラジオ沖縄へ差し入れ

まず最初は、一つ手前の旭橋駅まで戻って、ラジオ沖縄へ。
いつもポッドキャストで楽しませてもらってるので、CMを聞いていない分を差し入れでちょっとだけお返し。

それと、ティーサージパラダイスのパーソナリティ、”ひーぷー（真栄平仁）”さんが入籍したので、お祝いの品も預けてきた^[2]。

お守りをアップデート

10時前、夏の日差しの中を歩いて汗ダラダラになりながら旭橋駅に戻り、モノレールに乗って美栄橋駅へ。

以前、沖縄ぶらり一人旅 2014年 2日目でも利用したNPO法人しまづくりネットのレンタサイクルで、波の上へ。

波の上ビーチには、海を楽しむ人がそこそこいた。
その半数以上が中国からの旅行客。

対馬丸記念館近くの駐輪場に自転車を停め、記念館裏の公園へ。
戦没者の慰霊碑をいくつか尋ねつつ、公園を抜けて波上宮にやって来た。

「また来ましたよぉ〜」とお参りしてから、紅型のお守りを最新版にアップデート。
以前の物を祈祷箱へ返してから新しいものをいただくまでの数分間、何もないのはわかってるけど、お守りのバリアが消えてしまった気がしてすごくドキドキした。でも、なんみんさんの境内＝バリアの中だから心配いらないか😅

前回訪れたときと同様に、境内も社務所も中国からの旅行者でいっぱいで、巫女さんと僕以外はみんな中国人なんじゃないかな？と思えるくらい。
沖縄という異国と、中国人という異人の二つが掛け合わされて、”ここはどこのアジア？”になってきている。

ビーチの方を回って駐輪場へ。

サンダルの鼻緒付近に靴擦れの兆候を感じ、ベンチに座って絆創膏を貼っていると、ふわふわの友達がやってきた。
鞄から取り出した絆創膏をエサか何かと勘違いしたのかな？でも、しばらく遊んでくれたし、写真も撮らせてくれたから、好奇心が強くて人懐っこいのかも。

今回の旅で、最初に出会った猫。痩せてるけど元気そうだった。

だるまそば、これは旨い

猫さんと別れ、自転車でちょろっと走って”だるまそば”へ。
お昼にはちょっと早い11時すぎだけど、宮古そば（大）（520円）を注文。

店内は意外と狭く、テーブル2つとカウンターで15人も座れなさそう。

注文してしばらくすると、やって来ました宮古そば。
クーラーが効いていることもあって、湯気がモクモク。

宮古そばを食べるのは初めて。やはり宮古そばと言うだけあって、肉とかまぼこは麺の下に隠してある。

さて、味の方は、
…
……
………
これ、今まで食べたそばの中で一番旨いです…

いい具合に出汁の香りが漂ってくるスープは、薄味ではあるが薄い中にしっかり味があり、ネギとのマッチングも良い。
麺に隠された三枚肉とかまぼこは、どちらも上品な味で主役の麺を邪魔しない。
そして何と言っても、麺の旨さがすごい。
どう表現すれば良いのかわからないが、”小麦が香る”というのが僕が感じたものに近い表現で、麺が旨いってのは初めての体験。
麺自体はツルツル、シコシコという状態から反対方向のもので、ほんの少し粉っぽさの残る麺は茹で上がって少しくたっとしているが、この具合がいい。
熱々の麺をハフハフとすするたびに小麦が香ってくる。

また来る、絶対食べに来る。
隣で味噌汁食べてたのも旨そうだったなぁ。

そばを食べたあと、若狭の古本屋ちはや書房へ。吹き出る汗が止まらなくてちょっと汗る^[3]焦る。
単行本から雑誌までいろいろと眺めていると、沖縄の社会が見えてくるようで楽しい。

国際通り, 商店街, 壺屋

美栄橋駅まで戻ってレンタサイクルを返却。料金は2時間利用で350円。

そこから歩いて国際通りへ。
パッと見の雰囲気は以前のままだが、細部はかなり変わっている。
特に店頭POPや看板に中国語表記が増えたのが目立つ。また、中国語での呼び込みもそこら中から聞こえてきて、日本人観光客は相手にされていない感じがする。
写真左下隅、ドラッグストアのお兄さんが持つボードには”合利他命”と書かれている。

まぁ、そういうお店にはこちらも用がないので、むつみ橋通りへ入ってのんびりした雰囲気を楽しみながら、奥へと進む。

むつみ橋通りでクワガタを見るのは、これで4回目？
最初に見たのは2012年で、パンフレットを配っていた。

クワガタの下を抜け、小さなオープンスペースの先にある台湾茶屋でアイスティー（250円）を飲んで休憩。時刻は12時をまわったところだが、他に誰もお客さんがいなくて変な感じ。

20分ほど休憩した後、壺屋のあたりをぶらぶらしたが、今回はグッとくる情景は少なめだった。

太平通りへ戻ってきて、上原パーラーで天ぷら（イカと魚、各50円）を購入して歩き食い。
外はサクッと、中はふんわり熱々で旨い。

太平通り → サンライズ那覇商店街 → 平和通りと歩いてきて、いつものこの場所を撮影。
変わってないようで、変わっている、かな？

市場本通りのやまや餅店で黒砂糖餅（80円）をおやつ用に買い、国際通りへ出て久茂地のリウボウへ。
リブロでやってる県産本フェアを1時間近く見て回るが、なかなか手が出ず今回の購入は0冊。中古本や放出系でいい巡り合わせがあったらなぁ…

リウボウを出て、国際通りを戻ってニューパラダイス通りへ進み、元祖大東ソバさんへ。

本当は大東寿司も食べたかったのだけど、ちょっと食べすぎなのでそばだけ。
太い縮れ麺は、透明感のあるツルツルとしたつや（テカリ）があって、噛み応えが強い。本島の他のそばとは違って、腰の強い讃岐うどんに近いような感じ。
スープは豚っぽさが多めで、カツオの香る感じは少なめ。
トータルでは可もなく不可もなくといったところだが、麺のうまさ（小麦香る感）が足りないような印象。

注：さっきのだるまそばがすごすぎて、こちらの感想がマイナス方向にバイアスかかっていると思われる。

美栄橋駅からモノレールに乗り、壺川駅へ。
15時すぎ、メルキュールホテル沖縄那覇にチェックイン。
同行人の到着までまだしばらく時間があったのだが、汗をかきまくったのでシャワーを浴びようと、少し早めにチェックインした。

同行人と夕食へ

17時すぎ、同行人が到着し、夕食へ。

モノレールで隣の旭橋駅まで行き、我那覇豚肉店（カフーナ旭橋）へ。
昨日からモノレールに乗りまくりで、旭橋を通るたびに車窓から見え、気になっていた。

あぐーのしゃぶしゃぶセットは、なかなか美味しかった。が、「あぐーの旨味は？あぐーってやっぱり違うの？」と尋ねられても、よくわからんというのがその回答。
締めの沖縄そばが意外と旨くて、一本取られた感じ。

続いて、お土産を買いに国際通りへ。歩き始めてすぐ、わしたショップのクレーンゲームでちっこいカメやジンベエザメをゲット。

当初の目的のお土産は、新垣菓子店で。
沖縄の菓子というと”ちんすこう”が有名だが、他にも”花ぼうる”や”闘鶏餃（たうちぃちゅう）”などもあり、そちらをいくつか購入。

お土産を買って帰る途中、泡盛やビールを製造するヘリオス酒造のHelios Pubの前を通りかかると、沖縄っぽくない欧米系の雰囲気に、ん？となった。
中を覗くとイギリス風ビアパプの作りになっており、そのままスルスルと店内へ。

店内の雰囲気も良く、クラフトビールの飲み比べなんかもあったりして、お酒も会話も楽しむことができた。

飲みすぎない程度に飲んだ後、またジュンク堂に寄ってからホテルへ。途中、生垣の中に潜む猫さんが「ニャーォ」と鳴いてちょっとびっくり。

明日以降の予定を考えつつ、23時半ごろ就寝。

沖縄 2016年 記事一覧

沖縄 2016年 1日目
沖縄 2016年 2日目（この記事）
沖縄 2016年 3日目
沖縄 2016年 4日目
沖縄 2016年 5日目

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