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ハワイ旅行 2016年 6日目 / Trip to Hawaii, 2016, Day 6

目次

カイルアへ

7時前に起床。
晴れているが、雲が多い。

明日は日本へ帰るだけなので、今日が現地行動できる最終日。
カイルアビーチへ行く予定だが、同行人が寝坊して遅めの出発となった。

9時半、郵便局前のバス停、Saratoga Rd + Kalakaua Aveから20番バスに乗り、まずはアラモアナセンターへ。
バスに乗る際、運転手さんに「どこに行くの?」と聞かれ、カイルアと言うところをカハラと答えてしまい、「おっと、方向が逆だよ?あっちのバス停から23番バスで…」みたいなことになってしまいちょっと変な感じに。失礼しました。

9時50分、アラモアナセンターで下車し、カイルア方面の始発駅、アラモアナセンター山側のバス停まで移動。
すぐにやってきた56番バスに乗車し、カイルアへ向けて出発。
猫を連れたおばちゃんが乗っていたりして、なんでもありな状態。

ダウンタウンのバス停からは、中型犬を連れた人も乗ってきた。
で、その飼い主が寝てるうちに、向かいの席の乗客と遊び始めるわんこ。
膝の上に乗って遊んでもらっている。

パリハイウェイを走り、オアフ島の北東側へ山越え。
峠を越えた先に見えてきたのは、どんよりと暗く曇ったカイルア。
遠く海の向こうは晴れているが、オアフ島は雲の下。

10時半すぎ、カイルアに到着。
カイルアの街に入ってすぐのバス停ではなく、もう一つ先のバス停、Oneawa St + Kuulei Rdで下車。

シナモンズで遅い朝食

下車したバス停から200mちょっと歩き、シナモンズ(Cinnamon's Restaurant)のカイルア本店へやってきた。
一昨日、イリカイホテル店に行ったけれど満席だった(ハワイ旅行 2016年 4日目参照)ので、朝食には少し遅めの時間にカイルア本店へやってきた。

素朴な感じのアメリカのダイナーという雰囲気の店内。
ウェイトレスのおばちゃんもいい感じ。

メニューにはいろいろと載っているが、エッグベネディクトもパンケーキも、無駄にちやほやされてる気がしてパス。40歳のおっさんがパンケーキ食ってる姿とか、見てらんないでしょ?
”ハワイの朝食はオムレツ”という勝手なイメージで、オムレツを選択。これまでの経験上、オムレツを選んでハズレを引いたことがないのも、選んだ理由の一つ。
いくつかあるオムレツの中でも、他所で見たことのないチャイニーズオムレツ(Chinese Omlette)を注文。

まず目に飛び込んでくるのは、チャーシューの鮮やかな紅色。パッと見は紅ショウガのようでもあり、オイスターソースがかかっているので、お好み焼きっぽい見た目である。
チャーシュー以外の具材は、ネギ、もやし、キャベツなどが混ぜ込まれていて、厚さ(高さ)があり、かなりボリュームがある。

味の方は、その見た目に反して薄味で、ケチャップが必要。
ケチャップとオイスターソースが混ざった味は、欧米系ではなく、どちらかというとアジア系でなんだか奥が深い味。

今回はちょっと変わったオムレツを食べたけれど、カルアピッグを使ったハワイアンオムレツや、ベーコンやソーセージが入った普通のオムレツも食べてみたいな。

食事の後、同じ敷地の2階にあるマノア チョコレート ハワイ(Manoa Chocolate Hawaii)をふらっと覗いてみた。
ハワイ産のカカオ豆から作られた、手作りチョコレートを中心に販売している。店自体はそれほど広くなく、10畳くらいの販売フロア+調理室2部屋といったくらい。
おみやげ屋をちらっと覗いてみるかという気分だったが、どうやって作っているかといった説明から、いろんな種類のチョコレートの食べ比べまでのショートツアー(10分か15分くらい)を体験した。僕はミルク多めのチョコレートが好みだった。
安くはないけれど、地元産の安心できるものを選ぶならいいかも。
残念ながら、これからビーチへ行くので購入せず。

結局、カイルアビーチへ歩き始めたのは12時前。もう昼だ。
途中、5月ということで鯉のぼりを飾る家などを横目に、20分ほど歩く。

カイルアビーチは天気に恵まれず

12時15分、ビーチ着。
やっぱり曇り。少し風もあって、ちょっと寒い。
人はまばらで、海に入っているのはごく僅か。

せっかくここまで来たんだし…と、一度だけ海へ入る。
砂の粒が非常に細かく、ワイキキとは全くの別物。粒というよりは粒子と言った方が合っている。身近なものでは、重曹の粉と何たような感じの粒の大きさ。
波打ち際は砂が舞いあげられ、白い絵の具を溶かした水のように見える。

しばらくビーチでゴロゴロしていたが、遠く海の上に見える晴れ間はこちらへ近づいてこず、1時間ほどで撤収。

ワイキキへ戻ろう

カイルアの天気が悪いため、ワイキキへ戻ることにする。

まずはアラモアナセンターへ向かうバスに乗ることにするが、ビーチ近くのバス停(ハワイ旅行 2013年 2日目で乗ったことがある)へ向かうか、カイルアの街に入ってすぐのバス停まで30分ほど歩いていくかで迷う。
ビーチ近くのバス停は本数が少なく(1時間に1本くらい)かなり待つかもしれないが、30分歩くなら待ってもいいかもしれない…と。

バスがすぐに来るかわかると良いのだが、バス停には時刻表が無く、時刻表のPDFを入れたiPhoneはビーチでの盗難を警戒してホテルに置いてきたので確認できない。

折衷案として、”カイルアの入り口へ向けて歩きながら、後ろからバスが来たら乗る”ということにして歩くことにした。
途中、後ろからバスがやって来るのが見え、次のバス停まで走り、Kailua Rd + Opp Aoloa Stのバス停で70番バスに乗り、2駅ほど乗ってKuulei Rd + Kailua Rdのバス停で下車。

道を渡り、Kailua Rd + Oneawa Stのバス停で56番バスに乗り、アラモアナセンターへ向けて出発したのが14時ごろ。

以前はクーラーが効きすぎて寒すぎるバスに乗ることがちょくちょくあったが、今年は適温のバスにしか乗っていない。バスが新しくなってクーラーがちゃんと動作するようになってきたのかな?

14時半過ぎ、アラモアナセンターの少し手前、ワードセンター前のバス停Ala Moana Bl + Opp Kamakee Stで下車し、20番バスに乗り換えてワイキキ方面へ。

フォートデルッシービーチは晴れ、そして…

15時前、ハレコアホテル前で下車し、いつものフォートデルッシービーチへ向かう。

途中、ハレコアホテルのの売店でマナプアとマンゴースムージーを購入。マナプアの甘さがすごすぎで、スムージーが甘く感じない。

カイルアのどんより加減とは対照的に、ワイキキは晴れまくっている。

天気が良いので、水中もこの写りっぷり。

そしてカメ!!

シュノーケリングを終えて休憩しようと浜へ戻ってきたところ、足の着く浅いところで、僕の真下を通り抜けて行った。

いきなり現れた黒い影に「うわっ!」と驚いて一瞬ひるんでしまったが、なんとかシャッターを切ることに成功。ノーファインダーだったのでフレームに収まっているか心配だったが、バッチリすぎるくらいに写っていた。

カメが泳ぐスピードが速くて1枚しか撮れなかったが、その1枚がこの写りって、最高やんか写ルンです水中!

前々から一度逢いたいと思っていたカメ。一瞬のことだったけれど、とても嬉しい思い出となった。

カメが息継ぎするところを、浜から撮影。ミノルタTC-1の28mmだからちょっと遠いけれど、浜からすぐの場所にいる。(画面中央部、海面の黒いものがカメ。写真をクリックするとFlickrで大きく見ることができます)
1分か2分間隔くらいで息継ぎしている。こんなに浅いところで何しているのかな?

18時ごろホテルへ戻り、シャワーを浴びてラナイでビール。

ハレクラニでカクテル

19時すぎ、ハレクラニのハウス ウィズアウト ア キー(House Without A Key)へ。
ステージ近くの席へ案内してもらう。オープンエアで海の見えるレストランは、気持ちがいい。

ハワイアンミュージックの生演奏を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごす。

テーブルに用意されたポテトチップスをつまみつつ、カクテルを楽しむ。

おつまみにココナッツシュリンプを注文。
ココナッツフィリングを衣に使った海老フライを、オレンジとマンゴの甘いソースでいただく。プリッとした海老の食感と、揚げられて少し香ばしくなったココナッツがうまく調和して美味しい。

ハレクラニは、まぁ、そのぉ、お高いホテルの一つで、レストランでの食事もやはりお高い値段ではある。
でも、このハウス ウィズアウト ア キーに限ればそこそこリーズナブルな値段だし、ドレスコードも”カジュアルなリゾートの装い”ということで気軽に利用できる。
また、生演奏やフラダンスショーも楽しめるので、これはお得と言ってもいいかもしれない。

一通り堪能した後、ハレクラニ名物のココナッツケーキで締め。

ロングスに寄ったりしてホテルへ戻ってきたのは22時前。
それからゆっくりと荷造りし、明日の帰国に備える。

明日は朝から空港へ向かい帰国するだけの日だが、早起きしてワイラナコーヒーハウスへ食べに行こうと決めて就寝。

(このときは、帰国便は普通に飛ぶと思っていたのだった…)

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