今年、2016年5月の上旬、お騒がせの会長がいる放送局だけが”大型連休”と呼称する”ゴールデンウィーク”の後半に、6泊7日の旅程でハワイに行ってきた。
出発、帰国とも風の影響に振り回されてしまったが、そろそろ新鮮さが減ってきていたハワイで食に関して新しい発見があり、満足できる旅となった。
旅のプランニング
ハワイ行き決定
これまでと同様に、JALの航空マイレージを利用したフライトで、今年は出発の約1ヶ月前(=3月の末頃)にハワイへ行くことを決定した。4月上旬の時点ではゴールデンウィークの日程が流動的だったが、仮の旅程で航空券を予約しておき、出発までに[1]微調整することにした。
結局、仮に予約していた出発日と到着日を後ろへ1日ずらし、往路の国際線を成田発の便から羽田発の便へと変更し、最終的な旅程が決定した。
JL190(JAL190) 小松 17:45 → 羽田 18:55
JL080(JAL080) 羽田 23:40 → ホノルル 11:55
復路
JL783(JAL783) ホノルル 12:35 → 成田 16:20
(成田 → バス → 羽田)
JL193(JAL193) 羽田 19:40 → 小松 20:40 ※最終便
メモ:
復路には”ホノルル → 羽田”便もあるが、羽田への到着が遅く(22時以降)、小松への最終便(19時40分)に間に合わないため当日中に家まで帰ってこられない。
出発前日、荒天による空の便の乱れが見込まれるため、出発便を変更
Webチェックインを済ませて航空券のeチケットをプリントし、2年間の期限が切れたESTAを申請しなおし、現地で持ち歩く地図やバス乗り換え表を用意し、荷物も全てトランクに詰め終わった出発の前日、全国的な荒天により空の便が乱れるというニュースが流れた。
天気予報をチェックすると、今日(=出発の前日)の午後から風が強くなり、明日(=出発の当日)羽田へ着陸できるか心配な状況になっている。最悪の場合はホノルルへ向けて飛び立つ羽田にたどり着けないということになる。
小松から始発便で出発すれば、羽田に降りられずに引き返したとしても小松からの第3便以降、もしくは電車移動でなんとか羽田へ辿り着けるだろうと考え、出発便を変更するためJALに電話をかけた。
10分以上お待ちくださいメッセージとメロディを聞いた後にオペレーターに繋がり、出発便をJL190から始発便のJL182(JAL182)に変更した[2]。
JL182 小松 07:35 → 羽田 08:45
JL080 羽田 23:40 → ホノルル 11:55
復路
JL783 ホノルル 12:35 → 成田 16:20
(成田 → バス → 羽田)
JL193 羽田 19:40 → 小松 20:40 ※最終便
変更した便が欠航に
しかし、この日(=出発の前日)の夕方、羽田から小松へ飛んできた便が強風で着陸できずに引き返しとなった。さらにその後の最終便が欠航になったため、明日搭乗予定の始発便JL182も欠航になってしまった[3]。
この状況を受け、もう一度JALに電話をかけ、またまた10分以上お待ちくださいメッセージとメロディを聞き、聞いている間に”欠航のお知らせ”メールがJALから届き、やっと繋がったオペレーターに欠航になった旨を告げ、出発便を第2便のJL184(JAL184)へと変更した。
羽田からの始発便が小松に到着するのか(=第2便が飛ぶかどうか)、そして小松から飛んで行って羽田に降りられるのか、引き返してきたらその後どうしようかと色々と心配事が重なって不安だったが、オペレーターの
「もしそうなった場合には、もう一度対応いたします」
という気持ちの込もった強くしっかりとした言葉に勇気づけられ、その不安は少し和らいだ。
JL184 小松 08:50 → 羽田 10:00
JL080 羽田 23:40 → ホノルル 11:55
復路
JL783 ホノルル 12:35 → 成田 16:20
(成田 → バス → 羽田)
JL193 羽田 19:40 → 小松 20:40 ※最終便
未確認だが、欠航になった便に乗る予定だった人にはJAL側から電話がかかってくるようで、オペレーターが「わざわざ電話をかけていただき申し訳ありません」というようなことを言っていた。
しかし、JALからの”欠航のお知らせ”メールには、
- 欠航となりました
- 運航状況はJALホームページでご確認ください。
- お問い合わせ(以下、有料の電話番号が列記)
ということが書かれているだけで、どうしたらいいのか迷ってしまう、かなり不親切なメールだった。
で、どうなった?
出発の当日、羽田からの始発便は…
ハワイ旅行 2016年 1日目へ続く。
やっぱり今年もフィルムで撮影
今はフィルムカメラしか持っていないので、当然フィルムでの撮影。今回の旅行では、水中などを除き、モノクロネガだけで撮影した。
カラーネガをスキャニングして満足できる状態まで仕上げる手間[4]や、フィルム購入や現像にあてられる資金が少ないことなどを考えると、普段から使っているモノクロネガがベストな選択。
普段使っているイルフォードのHP5 PLUSなら、1段増感したEI800でも仕上がりに問題は無いので低照度下でも撮れるし、長巻を自前で詰め替えているので懐にも優しい。
しかし日本国内で販売されている長巻の値段は高すぎる。B&Hなら航空便の送料を入れても十分安い。
撮影本数は、ILFORD HP5 PLUS 16本(だいたい36枚撮)、写ルンです(水中用)2本(27枚撮)の合計18本。
乗り継ぎで空港に長時間滞在したことや街歩き系の日が多かったことで、1日当たりのフィルム使用量はこれまででのハワイ旅行で一番多くなった[5]。リバーサルのように段階露出していないことを考えると、撮影シーン数はダントツの多さになった。
ハワイ旅行 2016年 関連記事
- ハワイに行ってきた 2016年 / Trip to Hawaii, 2016(この記事)
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更新情報
2016年6月26日
飛行機の便名表記を、初出時のみ、2レターコードに加えて3レターコードを併記するようにした。
2016年8月4日
CSSによる装飾(<div>の枠)を調整。
2016年12月24日
ESTAのページが消滅したため、リンク先を変更。
2017年1月25日
”執筆中”の記載を消し忘れていた。
脚注
- JALのWebサイトでの変更は出発の4日前まで、無料で何度でもOK。4日前を過ぎると電話で変更できるが2000円+税金が必要。 [↑]
- 変更前のJL190が”運行に影響が生じている便”に該当するため、変更手数料は無料。 [↑]
- 羽田からの最終便が翌日の小松始発便になるため、夜の時点で小松に飛行機が無ければ、始発は自動的に欠航。 [↑]
- カラーネガはスキャン一発で終わらず、好みの仕上がりにするのに非常に手間がかかっている。その割に最終的な成果物のレベルはそれほどでもない事が多く、やる気が… [↑]
- フィルム使用量のこれまでの最高は、2013年の2.44本/日。今回、2016年は2.57本/日。
2013年はリバーサル8本を含むため、段階露出で同一カットで複数枚撮影しており、フィルム使用量が多かった。 [↑]