M6の28mmは狭く、Zeiss Ikonの28mmは広大だ

Leica M6のフレームライン、28mmは画面端までいっぱいいっぱいで、なんとも狭くて窮屈だ。
それに比べ、Zeiss Ikonのフレームラインは28mmでも余裕があり、広々とした視野が得られて気分爽快である。

Gojukken Nagaya
五十間長屋, Leica M6 + Biogon T* 2.8/28 ZM + YA3

moat and stone wall
堀と石垣, Zeiss Ikon + Biogon T* 2.8/28 ZM + PO0

しかし、その気分の違いは、フィルムには写り込んでいないようだ。

Leica M6の50mmで、余計なものが写り込む

M6に50mmのレンズという組み合わせのとき、ビューファインダーのフレームラインが太いせいなのか、遠距離の視野率が低いせいなのか、はたまた単に慣れの問題なのかは知らないが、撮影時にフレーミングした通りではなく、フレームの外へ追い出したはずの余計なものが写り込んでしまうことが多い。

ビューファインダーの機構上、フレーム外の部分が写り込んでしまうのは仕方がないことだし、Zeiss Ikonでもこういうことは起こるが、M6での発生率が高いため気になっている。

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予想を超えた撮影結果

reflected

水たまりに写った景色を撮影した。

長めのレンズを使ったため、水たまりのフチ部分が大きくぼけて、幻想的な雰囲気を醸し出している。
コントラストが高くなりすぎなかったせいか、多重露光したようにも見える。

撮影時に思い描いていたイメージから、これほどにもかけ離れた撮影結果となったのは久しぶりのことで、驚きと予想外の嬉しさが混じった気分だ。

Planar T* 2/50 ZMの前ピンをコシナで修理

概要

Leica M6を購入してカメラ本体の初期テストをあれやこれやとやっていた際、Planar T* 2/50 ZMに前ピンの症状があることがわかった。
別のカメラ本体(Zeiss Ikon)と組み合わせた場合でも、どの距離の被写体にピントを合わても前ピンが確認できるし、数百メートルといった遠距離の被写体はぼんやりとしか写らないため修理に出すことにした。

コシナに修理を依頼したところ、約2週間で修理が完了し、正常にピント合わせができるようになった。

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