Aug. 14, 2015 雑感

monochrome setup, Mamiya 7II + N65mm F4L w/YA2 filter

そのカメラ、いつまで使うつもりで?

Nikon D80:
初めて本気で写真を撮ろうと思い、何年使うかなんて考えもせずに買ったカメラ。当分の間(少なくとも5年以上)は使い続けると思っていた。使用年数3年未満。現在も自宅にあるが、同居人の所有物となっている。

Nikon D700:
フルサイズ病を患い、一時は「これさえあれば他に何もいらない」と思うほど症状は悪化。まぁ5年くらは第一線でやれるだろうと考えていたが、それ以降のことは何も考えていなかった。使用年数6年半。現在、月1以下のペースで自宅での資料撮影に使用中。カメラの基本設計に無理がないせいか、型落ち感は無い。近く手放す予定。

Nikon FM:
フィルムで写真を撮ってみたいという興味だけで手に入れたので、いつまで使うかは考えていなかった。2-3回使って壊れなければ、という程度。使用年数2年。Mamiya 7II 購入時に下取りとして手放した。

Nikon FM3A:
絞り優先モードと、完全マニュアルで動作することに惹かれ、人類の滅亡まで使うつもりで購入。しかし、いざ使ってみると、露出補正ダイヤルの操作性が最悪で使うのを避けてしまう。使用年数6年だが、そのほとんどが死蔵年数。現在も死蔵中。近く手放す予定。

Nikon F100:
D700と同程度の撮影能力を有するフィルムカメラを必要として、10年程度は使用するつもりで購入。裏ぶたのベタつきも無く、期待に応える撮影能力に満足。撮る喜びや所有欲を満たすカメラではない。使用年数5年。現在も保有しているが、他のニコンシステムを手放すのに合わせ、近く手放す予定。

Minolta TC-1(1台目):
Mamiya 7IIのサブカメラとして、当面使うつもりだが、数年もてば良いというくらいの気持ちで購入。それが今では、どこへ行くにも持って行くカメラになっている。使用年数5年。現在、最多携行日数を誇る主力機。

Minolta TC-1(2台目):
ハワイ旅行へ行った際、1台目のTC-1がメインのZeiss Ikonを上回る活躍を見せたため、TC-1の二台体制ができるようにと購入した。もちろんずっと使うつもりで。使用年数1年。現在、1台目と共に活躍中。

Carl Zeiss Zeiss Ikon(1台目):
TC-1を使ったことでコンパクトなカメラシステムの有用性を認識し、レンジファインダーカメラのシステムをメイン機材に据えようと導入。これまでメインだった一眼レフのシステムから脱却し、ずっと使うつもりで購入。撮って良し、持って嬉しで満足度2倍。使用年数5年。現在、メインの機材として使用中。

Carl Zeiss Zeiss Ikon(2台目):
1台目を使ってみて、絞り優先での使い勝手の良さに惚れ込んだ。レンズも増え、二台体制ができるようにと購入。当然、ずっと使うつもりで。使用年数4年。現在のメイン機材のひとつ。

Mamiya 7II:
F100で撮った35mmのポジの美しさに魅力され、手のひらサイズ(6×7判)のポジが見たくなり、ずっと使うつもりで購入。撮影の機会は多くはないが、中判のポテンシャルはすごい。使用年数5年。現在までに電池交換したのはたったの1回。

Leica M6
電池の要らないカメラとしてレンジファインダーカメラのシステムを拡充するため、フィルムと心中する最後のチャンスに、一度は使ってみたいメーカーの実用性に富むカメラをその候補とした。一眼レフのシステムからの完全脱却と引き換えに、死ぬまで使うために購入予定。現在指名手配中。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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