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Mac miniの偶発的短時間フリーズ

この数ヶ月(2015年春以降)、Mac mini (Late 2014, OS X Yosemite 10.10.3)において30秒から1分程度の短時間のフリーズが発生し、イライラする日々が続いている。

2015年7月1日にOS X Yosemite 10.10.4へアップデートして解決するかと思っていたが、以前より発生頻度が下がったものの、たびたび発生中。

現在使っている環境は、Snow LeopardからMavericksまでアップデートしてきた環境を移行アシスタントで移行させたシステムなので、いろいろと不具合が発生してしまうのかもしれない。

症状

ブラウザ(Firefox)でリンクをクリックしたときに不具合が発生する。

不具合の内容は、

などであり、この状態が30秒から1分程度続き、その間は何も作業ができない状態となる。

しかし、この症状が発生していても、メニューバーの時計は動き(デジタル表示の分が1分進む)、iTunesで再生中の曲はそのまま再生が続くため、Mac自体がフリーズするわけではない。

30秒から1分程度でフリーズ状態が解け、ブラウザの画面はクリックしたリンク先に切り替わり、通常通りの操作ができるようになる。


コンソール.appでログを確認したところ、この症状が解けた際に、

kernel: IOHIDSystem: postEvent LLEventQueue overflow.

というログが出力されていることがわかった。

試行

OS X El Capitan(10.11)でも発生。
しかし発生を確認したのは一度きり。直ったのか?様子見中。→直っていない
自分用メモ
一度発生した後、次の設定を変更して以降は発生していない。→また発生している
設定 > アクセシビリティ
ディスプレイ:”マウスポインタをシェイクして見つける”のチェックをOFFに変更(OS X 10.11から新設の項目)
マウス/トラックパッド:”スプリングローディングの時間”のチェックをOFFに変更(いつONにしていたのか不明)

OS X El Capitan(10.11.1)でも発生しているが、頻度はかなり下がっている。
ワコムのタブレットドライバを更新(6.3.15-2)したことも影響しているかもしれない。
TwitterでUSB接続のワコムのタブレットをMacから取り外すと、発生しなくなるとの情報を見た(ソース失念)

OS X El Capitan(10.11.2)へアップデート。
これまで常時USB接続していたワコムのタブレット(PTZ-631W)を、しばらく取り外して様子見中。
→1週間ほど取り外していた間、一度も問題が発生しなかった。

今度はワコムのタブレットを接続して、しばらく様子を見てみる。
→タブレットを接続して1週間以上が経過しているが、一度も問題が発生していない。

ひとまず解決とする。

記事更新情報

2015年7月5日
不具合が解決しないため、記事を全面的に修正。
2015年7月21日
SMCリセットに関して、2週間使用後の状況を追記。
2015年7月25日
SMCリセットに関して、約20日経過後の状況を追記。
2015年7月30日
再度SMCリセットを実行したことと、Happy Hacking Keyboard Professionalに関する記述を追加。
2015年8月16日
OS X 10.10.5 にアップデート。
2015年10月2日
OS X 10.11 にアップデート。
2015年10月7日
OS X 10.11 にアップデート後、一度しか発生を確認していないことを追記。→また発生
2015年12月4日
OS X 10.11.1、ワコムタブレットドライバ(6.3.15-2)のアップデート後も低頻度で発生。
OS X 10.11.2 にアップデート。
2015年12月19日
ワコムのタブレットを取り外して様子見した結果を追記。
2016年1月2日
ワコムのタブレットを接続して様子見した結果を追記。
ひとまず解決。