沖縄ぶらり一人旅 2014年 8日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 8

Takeshi Nishio

10年前
2014.6.23 19:37

最終日の8日目、JTA那覇−小松便の出発時刻は12時10分。そのため、今日は帰るだけの移動日である。

7時前に起床し、ラジオを聞いたりテレビを見て過ごす。
9時前にチェックアウトしようとしたが、ホテルのフロント（と言っても、単なる管理人室のような小さな部屋）には誰もいない。”用があればこちらへ”と書かれた携帯電話の番号に電話すると、特に何もなければ鍵を置いてそのまま行って下さいとのこと。で、鍵を置いてチェックアウト完了。
古島駅からモノレールに乗り、10時前くらいには那覇空港へ到着。

空港では真っ先に大きなリュックを預け、身軽になって空港内をぶらぶら。
展望デッキで飛行機を眺めたり、A&Wで食べたりして、11時くらいには搭乗ゲートへ向かう。

さくらジンベエがお揃いのトーイングカーと共に駐機していた。
ちなみに、前回はジンベエジェットがいた。

12時に搭乗開始。
これで沖縄ともお別れ。

飛行中、ジェット気流の影響で少し揺れたが、特に問題無く小松空港に到着。
定刻より15分も早着だったのは、そのジェット気流の影響か。

荷物を受け取り、バスで金沢まで移動して無事に帰宅した。

旅のまとめ

”行きたいところへ行き、食べたいものを食べ、見たいものを見る”という当初の目的通り、好きなように行動し、満足することができた。
琉球八社も今回の旅ですべて訪れることができ、次はどこへ行こうかと考えるのも、また楽しいものである。

前回、2013年の沖縄旅行でその便利さを知ったバスが、今回も有力な移動手段となった。
那覇市内やその近郊であればレンタカーで周るよりも有用で、車窓の風景も撮影できるというのは、写真を撮りたい者としては非常に嬉しい。

曜日や日程の都合上、今回は沖縄そばを味わうことが若干少なかったように感じている。
次回はぜび、”沖縄そばの町もとぶ”を訪れ、”もとぶそば街道”で食い倒れたいと思っている。

反省点としては、4日目の夜に飲み過ぎ、5日目を丸一日潰してしまったこと。
酔いつぶれるのは個人の勝手だとしても、いろいろと迷惑を掛けてしまったりしたことは大いに問題である。

撮影メモ

カメラ

今回は旅行出発前に天候不順が予想されたため、傘を差しながらでも片手で撮影できるよう、オートフォーカスのカメラを選択し、50mmと28mmのそれぞれをメインとして使用した。

Nikon F100 + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
Minolta TC-1

なお、F100用に180mmの交換レンズを持って行くことも考えたが、使用頻度が低い（ほぼ普天間飛行場限定）こと、その重さから歩く日には持ち運ぶ気がないこと、雨が降っていたらレンズ交換(できない|しない)ことなどの理由で取りやめとした。

フィルム

前回、2013年の沖縄旅行と同様に、シャッターチャンス優先の撮影と割り切り、カラーネガのみ。
前回との違いは、天候不順での光量不足に対応するため、ISO100は携行せず、ISO400とISO800の2種類だけとしたこと。F100にはPREMIUM 400を、TC-1にはVenus 800を装填していた。

ISO 400 @320: フジカラー SUPERIA PREMIUM 400
ISO 800 @500-800: フジカラー SUPERIA Venus 800

Venus 800は低照度用という意味もあるが、ISO400くらいから普通に使えるラチチュードの広さで、昼でも夜でも、また光源カブリの影響が小さいので、蛍光灯下でもミックス光でもフラッシュでも、いつでも使える便利なフィルムである。

記録

撮影本数は、PREMIUM 400（＝F100 50mm）が14本、Venus 800（＝TC-1 28mm）が8本、合計22本。
酔いつぶれていた5日目を除くと1日あたり3本程度使用。
天候不順だった割には、よく撮っていると思う。

所感

以前からちょくちょく書いているように、ボディ2台というのは、画角やフィルム感度の使い分けなど何かと便利で、今回もそれがうまく機能した。

フィルムの選択は、ポジを使わないとした場合、旅行の記録であればISO400とISO800の組み合わせで十分ではないだろうか。
2014年現在、カラーネガフィルムの選択肢も限られているため、PREMIUM 400^[1]とVenus 800は僕の定番フィルムである。

脚注

もう少し価格の安いX-TRA 400もあるが、PREMIUM 400より粒状性で劣り、印象が悪い。 [↑]