Walk on the water

雪がたくさん降りました。
いつも歩いている街が、どうなっているのかを見たくて、雪が溶ける前に出かけてきました。


雪の小径, 小橋, 彦三町, 金沢市
Carl Zeiss Zeiss Ikon, Biogon T* 2.8/28 ZM, Kodak Professional EKTACHROME E100VS

いつも通る道にも、雪がたっぷりと。


川面に雪が浮かぶ, 浅野川, 彦三町, 金沢市
Carl Zeiss Zeiss Ikon, Biogon T* 2.8/28 ZM, Kodak Professional EKTACHROME E100VS

小橋の堰堤で堰き止められた浅野川。
水がたまり、川面に雪が浮かんでいます。(一部は凍っているのかも)


Walk on the water, 浅野川, 彦三町, 金沢市
Carl Zeiss Zeiss Ikon, Biogon T* 2.8/28 ZM, Planar T* 2/50 ZM, Kodak Professional EKTACHROME E100VS

その川面に浮かんだ雪の上を、テケテケ[1]が歩いていました。

しばらくその様子を眺めた後、

”水に浮く雪の上を歩いても沈まない”ということを、テケテケはどうやって知ったのだろう?
小さなゴミが浮いているだけ(=もしかしたら沈む)なら、その小さなゴミの上には降りないんだろうか?
大きな木が浮いている(=たぶん沈まない)なら、その木に降りそうだなぁ。
降りてみて、沈みそうになったら飛べばいいだけなんだろうけど…
ただの水には降りない(=沈む)ことと、水に浮く何かの上に降りることとの違いはどこなんだろう?

などと、しばし考えていたのでした。

脚注

  1. セグロセキレイという鳥。いつもテケテケと早足で歩いているので、”テケテケ”と呼んでいる。 []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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