別山~チブリ尾根を歩く(その2)

2日目、別山に向けて出発。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

4時に腕時計の目覚ましをセットしていたが、時計を着けた腕はシュラフの中で音が聞こえず、起きたのは4時40分。
朝食とテントの撤収をして歩き始めたのは6時だった。
南竜のテン場を出発してすぐ、湿原の向こうにエコーライン, トンビ岩コースを望む。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

テン場を出てそれほど歩かず、すぐに谷へ下り始める。
あそこに見える谷川を渡り、向かいの油坂の急登(写真左下から右上のピークへ)を登る。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

つづら折りの急登だが、たくさんの花に元気づけられながらの登り。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

油坂の途中で来た方向を振り返る。
白山がどっしりとそこにあった。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

30分ほどヒィヒィと登れば、油坂の頭に到着し展望が開ける。
御舎利山(右奥のピーク)の向こうに隠れ、別山の姿はまだ見えない。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

高低差のあまり無い縦走路が気持ちよい。(数カ所、左側が怖いところがありますが。)
ここは雲の上の世界。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

縦走路の途中、天池は空を映す鏡のようだった。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

縦走路から白山方面を振り返る。
市ノ瀬、さらにその先の石川方面は雲の下。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

縦走路はこんな感じの歩きやすい道。
たまに現れる小ピーク前後が少し急だが、それほどきつくはない。
油坂に比べれば、どうということはないレベル。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

南竜を出てから2時間半、御舎利山(手前ピーク)の奥にやっと別山が見えた。
御舎利山を超えれば、別山までは10分で着く。もう一息。

Trekking, Bessan - Chiburi ridge

この縦走路、非常に気持ちよいのだが、この草(?)の花粉にやられたようで、途中からくしゃみと鼻水に悩まされた。
ストックが当たると煙のように花粉が飛んでいるのが見え、ヤバイ気はしていたのだが…

その3 へ続く。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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