勢いだけでやるページ

白山を登る(その2)

甚之助非難小屋を過ぎてからの続き。

黒ボコ岩の手前は、斜度が少し急になっている。歩行ペースを落とし、呼吸を整えつつゆっくりと歩を進める。
テン泊の荷物を詰め込んだザックが、そろそろ重く感じられてくる頃だ。

途中から一緒になったちびっ子(お父さんつき)は、スタスタと軽快に登っていく。
そんな元気も無ければ体力も無い。
上に見えるのが黒ボコ岩。
あそこまで登って、早めの昼飯とした。

黒ボコ岩を過ぎると、草原の中の木道が現れる。
ここまで来て、やっと頂上を目にすることができる。

木道を振り返って見たところ。
木道と室堂との間は、またまたちょっと急で疲れがピークに。

室堂から頂上を目指す。
重いザックは室堂にデポし、サブザックに水, 雨具, 非常食, レンズだけつめて歩き出す。
コースタイムは40分となっているが、まったくペースは上がらない。
空気が薄いのか酸欠気味で軽い頭痛。

室堂方向、奥に別山を望む。
左の白いのは雪渓。
右端の木道が歩いてきたところ。

頂上付近に咲いていた可憐な花。

少しずつでも歩けば頂上へ着くもんです。
御前峰に到着。
御前峰から右手前に剣ヶ峰、左奥に大汝峰を望む。
このときだけAi AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)を使用した。
24mmじゃ入りきらなかった。

室堂へ戻り、トンビ岩コースで今日の宿泊地、南竜へ向かう。
途中、黒百合が咲いていた。(あんまり黒くなかったのですが…)

その3 へ続く。