砂と風の記憶

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Nikon FM3A + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF) + Fuji Sensia III(RAIII)
きれいに晴れてはいるが、風が強い日だった。海岸を歩くと足下を砂がすり抜けていく。
ある場所では飛ばされ、ある場所では吹きだまりとなっているが、飛んでいった砂は元の場所に戻るんだろうか?
気づかない間に、少しずつ風景は変化しているのかもしれないな。

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Nikon FM3A + Ai Nikkor 45mm F2.8P + Fuji Sensia III(RAIII)
砂に残る風の跡。
明日はまた違う模様になっているだろう。
全てを写真に納めるのは不可能であり、選択しなければならないのだな。

以下、フィルムスキャンに関する雑感。

現在使用中のスキャナ(MP960というプリンタ複合機)でスキャンすると、どうにもピントが合っていない写真になってしまう。
例えば、今回掲載した2枚目の写真では、中央左下のくるんとなった草にピントを合わせており、このサイズまで縮小するとそこらへんにピントを合わせたということもわかる。
しかし、2400dpiでスキャンしたものを原寸で見ると、ピントが合っているはずの草の輪郭が、どうにもボヤッとしている。
微妙なフラットベッドスキャナということで、反射原稿にピントを合わせてあるんだろうか?(フイルムはプラスチックのホルダーに挟んでスキャンするため、ガラス面から1mm程度浮いている。)

更新情報

2015年8月11日
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著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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