BW400CNで撮る向日葵

BW400CNで撮る向日葵

BW400CNで撮る向日葵

@ 河北潟ひまわり村

Nikon FM3A FM + 35mm/F2D(もしくは45mm/F2.8P + PK-11Aかも) + Kodak BW400CN 自家現像。
スキャン後、トリミングと露出調整し、最終的にグレースケール変換して完全な白黒にしています。
グレースケール変換の前は、”白黒”ではなく”白紫”ぽいです。
2枚目は個人的な好みで、露出調整をググッといじって、粒状感を強めにしています。

Kodak BW400CNは、カラーネガの現像液で処理できるちょっと変わった白黒フィルムですので、いつも使っているナニワカラーキットNで現像できます(もちろん、写真屋さんの15分スピード現像もOK)。

が、当県のキタムラで24枚撮り1本で420円(だったと思う)ということで、ポジよりは安いものの、いつもの激安カラーネガ(150円前後)に比べるとだいぶ高いです。
たまに使う白黒フィルムと考えると納得できる範囲ですが、白黒で撮って作品にするよりも、カラーで撮っていじって作品にする方が面白味を感じました。
デジタル一眼から写真の世界に足を踏み入れたので、
カラーで撮影 → グレースケールに変換 → 色単位で輝度調整 → 完成
というところに惹かれているんじゃないかな?今現在は。

更新情報

2016年8月22日
<span>タグで記述していた訂正線を、<del>タグでの記述に変更。

La Vie en Rose(ラビアンローズ = バラ色の人生)

@金沢南総合運動公園

VR18-200mm + Kenko(ケンコー) デジタル接写リングセットの12mm。
3枚目は12mm + 20mmかも。

Lightroomにてトリミング, 色温度修正(太陽光で撮影→見た目にカスタム), 明瞭度プラス補正。

今の自分は真ん中、ピンクではなく紫に近い変わった色。

雨を待つ花弁

@卯辰山花菖蒲園

Nikon FM3A + Ai 45mm/F2.8P + 接写リング(PK-11A or PK-12)+ Velvia
ナニワカラーキットNで自家現像(クロスプロセス)。
スキャン後、トリミング。

まとまった本数がたまってから現像するので、撮影自体は2008/6/5です。

旧Velviaと新Velvia 50は、クロスプロセス時の発色傾向は似たような感じで、あまりクセのない感じに仕上がっています。
ハイコントラスト かつ 高彩度(ギトギトまではいかない)です。
若干、緑カブリっぽく、くすんでいるようにも見えます(透明感が少ない)。

うちのNikon FMとFM3Aではじき出された適正露出を基準で書きますが、撮影時の注意としては、露出は-2から±0くらいの範囲で撮影すること。
特に白の部分は、少しでもオーバーすると飛んでしまいます(±0でも若干飛ぶ)。
質感を見せたいならマイナス補正を忘れずに。

七変化

@卯辰山花菖蒲園

Nikon FM3A + AiAF24-85mm/F2.8-4D + PK-12 + コニカ業務用(ISO100)
ナニワカラーキットNで自家現像。
スキャン後、トリミングと色かぶりを補正。

カラーネガで撮影した場合、スキャンしてデジタル化した後、どこまでの編集が現像で、どこからがレタッチなのかが曖昧で困る。

雨の季節の人の紫陽花とは、また一味違う仕上がりにした。
接写リング(PK-12)を使って、どど~んと寄って(しかもあまり絞ってない)のボケボケ感もまた一興。

雨の季節の人

@卯辰山花菖蒲園

かなり暗め(-2EVくらい)に撮影して、RAW現像時に露出を少しプラスしつつも、周辺減光をマイナスに補正。
アンダーな雰囲気と、紫陽花の白と青を強調。

最近クロスプロセスをずっとやっていたので、コントラストをついつい上げてしまう…

菖蒲を撮りに行ったつもりが、合間に撮った紫陽花のほうがよく撮れていた。お笑いだぜ。