白杖

river & me

金沢市、三社と六枚町の間辺りから金沢駅のバス停まで、白杖を持った男性を案内した。

「もし良かったら一緒に歩きましょうか?」という具合に声をかけ、左肩に手をかけてもらってゆっくりと歩いた。
距離にして1kmほどだが、この距離を案内したのはこれが初めて。

少なからず恐怖心を持って歩いていることや、五感をフルに使い精神を集中させてもわからないことが多々あることなど、いろいろな話を伺うことができた。
そして、やはり、「大丈夫ですか?」「案内しましょうか?」と声をかけられると非常に助かるということも聞いたので、これからは積極的に声をかけよう。

金沢駅にて

"two-man cell" in travel
旅行におけるツーマンセル / "two-man cell" in travel

lovers
恋人 / lovers

not the european knight but Japanese lady (her own hair)
中世ヨーロッパの騎士ではない / not the european knight but Japanese lady (her own hair)


90mmで、少し離れた被写体を。
ベンチに座り、通りかかった人を28mmで。

更新情報

2017年1月26日
travelのタイポ修正。

手元にないと使いたくなるプラナー

pray for

前ピン修理のためコシナへ送ったプラナー(Planar T* 2/50 ZM)、35mmでスナップするのが楽しくて、最近はプラナーで撮る頻度は下がっていたのだが、手元にないと逆に使いたくなってくる。

コシナへ送ってから1週間しか経っていないのに、チョイ望遠(50mmが標準とは言うけれど、僕にとっては少し長い)に飢える自分が可笑しい。
このところ90mmをよく使っているのは、望遠に飢えていることの表れなのだろう。

ずっと届き続けているわけではないが、いつかきっと届く、ずっと続ける何か

mother and child, sit by the  riverside

日産スーパーGTチーム総監督の柿元邦彦さんのツイート

をきっかけに読んだブログ記事”モータースポーツを応援する事の意義”に、何か気付かされるものがあった。

マシンに乗っているドライバーに聞こえるわけがない。

でも、ピット側にはほんの一瞬でも届くことがある。

それが大事なんだと私は思う。  ふっとホームストレートからマシンが居なくなると
届いてくる日産コール。 ずっと応援していることに気が付いてくれるはず。
それが大事なんだ。。。

ル・マンだったら24時間、スーパーGTとかだったら数時間というレースのうち、応援団の声がどれほど届くというのか。だが、ずっとは届いていなくとも、ふとした瞬間に聞こえてくる応援のコールや視線の隅ではためいているチームフラッグは、チームメンバーにとって計り知れないほどの支えになっていることだろう。

この”ずっと届き続けているわけではないが、いつかきっと届く、ずっと続ける何か”を大切にしたいと思う。

沖縄の不発弾処理をリツイートすること、アベ政治を許さないの缶バッチを鞄につけて街を歩くこと、フィルムで撮り続けること、などなど。
一度届いた後も、二度、三度と届くように。
日々続けていることを、今日も、明日も、明後日も続けていく。


フィルムで撮っている僕を見た人が、数年後にまたどこかで僕を見かけて、そのときも僕がフィルムでペシペシ撮ってたら、

わっしゃびーよーなー!

って思うかなって。

更新情報

2016年3月20日
引用部分、HTMLのciteタグの表記を変更。
2016年12月11日
引用部分、引用元のブログ名を追記。