読書メモ:週刊文春 2014年 6/26号

阿川佐和子のこの人に会いたい 第1023回 写真家 荒木経惟

1ヶ月ほど前、大竹まこと ゴールデンラジオ(文化放送, 阿川佐和子は月曜日のパートナー)のオープニングトークで、このインタビューが掲載されることを知った。僕はアラーキー・フリークというほどではないが、写真関連では気になり続けている人物である。

5ページほどのインタビューは、右目の失明、人生の進むテンポ、フレーミング、2014年の写真など、(僕には)理解できたりできなかったりする内容であった。その中で、”漠然と”ではあるが、この人、荒木経惟は死に向けて進んでいるのだということを感じた。
それがどういう意味を持つのかは、これまた分からないのだが。


もしアラーキーがフィルムで撮らなくなったら、僕もフィルムで撮るのをやめるだろうか?
いや、フィルムで撮り続けるだろう。
そこに因果関係は無い。

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2016年3月21日
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読書メモ:さらにひたすら歩いた沖縄みちばた紀行

前作、ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行読書メモ:ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行)の続編。
前回と同じ行き先もあるが、僕が行ってみたいと思ったのは本島中部。しかし、中部を歩いてめぐるのはけっこうハードルが高そうであり、行ける自信は無い。
前作と同様の傾向として、本土と同じような形(国道がバーンと通り、その両サイドを全国チェーンの店舗がずらずらと並ぶあの感じ)に街を作り変えてしまうことに対する指摘、批判、そうなってほしくないという思いが込められている。
僕自身も、沖縄に限らず全国的に、そういう形に作り変えるのはあまりイケてないことだと感じているのは確かだ。しかしその言葉を何度も目にするうち、「生活の本拠地を東京に置いたナイチャーが言うことか?」という思いが若干沸き上がってくるのを感じ、少し考えさせられることとなった。

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2016年3月21日
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読書メモ:ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行

著者が歩いた沖縄本島の一部は僕も歩いたことがある場所で、あの場所にはこういう裏話があったのか、こういう店があったのか、こういう見どころがあったのかと、著者の目を通して伝えられる内容が興味深かった。
また、僕がこれまでに訪れていない場所、歩いていない場所については、一度訪れてみたいと思わせるものがあった。
ただ、出版されて数年が経過しているため、この本に掲載されているもの”そのもの”を求めて出かけて行くのは止したほうがよいだろう。

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2016年3月21日
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