Lightroom2 補正ブラシが重くなる

Lightroom2の新機能である”補正ブラシ”は、当サイトでも以前に取り上げましたが、パフォーマンスの問題が出ています。

症状としては…

  • 1枚の写真でガンガン使いまくると、どんどん動作が重く(遅く)なる。
  • 描くのをやめた後も、なぜか塗られてしまう。(反応が鈍い)
  • 調整スライダー(露光量, 明るさ, コントラスト, 彩度, 明瞭度, シャープ)の動きが遅い(重い, 鈍い)

という感じです。

たとえば、以下の写真のように①~⑤まで補正ブラシで調整した後、⑥の部分を補正ブラシでなぞったとき、動作が非常に重くなります。(④くらいからすでに重い)

以下のタスクマネージャのグラフは、

  • ピンクの枠:①~⑤のマスク状態を、調整ピン(●印のところ)にマウスを載せてチェックしているとき
  • 水色の枠:⑥を描いているとき

を表しています。

かなり重い状態にもかかわらず、CPUは100%まで使い切っていません。
(Core2Quad Q6600@3GHz, 6GB (3GB for Gavotte), Vista 32bit)

なお、この症状については某巨大掲示板でも書き込みがありましたし、Adobe(アメリカ)のユーザーフォーラムにも報告が出ています(→ここらへん)が、公式にはまだ何もありません。

さらに、上記ユーザーフォーラムの書き込みには、nVidiaのビデオカードの設定を変更することで症状が解消するとの書き込みもあります(3Dパフォーマンスを”クオリティ”から”パフォーマンス”に変更する)。
しかし、うちのマシンで設定を変えてみましたが、何も解消されません(何かが違う?)。

みなさんのところはどうでしょうか?

八重のマーガレット

@金沢城公園近辺

Kenkoデジタル接写リングを使用してけっこう寄って撮影。
Lightroomの補正ブラシを使い、

  • 手前の花:明瞭度プラス
  • 奥の花:明瞭度マイナス(ちょっとだけ)
  • 背景:明瞭度マイナス(かなり)

としています。

ベルベットのような感じの花びらの八重咲きで、タグが無ければマーガレットとは気づかなかったと思います。

木陰でひっそりと咲く

@金沢城公園

朝咲いた花が昼にはしぼんでしまうという、ツユクサです。
午前中にほぼ取り終えて他所に移動したので、昼でしぼんだかは未確認です。

久しく花を撮っていなかったので、ちょっと調子が戻ってきません。

9月に入り、涼しくなってきたので、じっくり狙ってみようと思います。

Lightroom:切り抜き時のグリッド表示を変更する方法

Lightroom切り抜き時のグリッド表示の変更について、ちょっと前に某掲示板で質問が挙がっていたので、その方法を書いておきます。

切り抜き時の、通常のグリッド表示は以下の”3 x 3”です。


Lightroom3 trim01
これを、次のような”グリッド”, ”黄金螺旋”に変更可能です。


Lightroom3 trim02
他にも、”対角線”, ”黄金比”, ”三角形”が選択できます。

変更方法は、

  1. 現像モジュールにする
  2. 切り抜きツールを選択
  3. メニュー → 表示 → ガイドオーバーレイを切り抜き → 表示するグリッドを選択

です。
切り抜きツール使用中にショートカットキー”O(オー)”を使うと、順番に変わっていきます。
また、”三角形”, ”螺旋黄金”のとき、ショートカットキー”Shift + O(オー)”で、ガイドの方向が変わります。

自分、Lightroomを1年ほど使ってきましたが、つい先日この方法を発見しました。
”グリッド”は水平線のチェックがしやすいです。

更新情報

2016年3月21日
iframeタグの属性値に幅と高さを指定。srcをhttp://からhttps://に変更。
2016年8月17日
アフィリエイトリンクを変更。