沖縄ぶらり一人旅 2014年 7日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 7

実質的に行動の最終日となる7日目は、北部への少し長いドライブである。

朝食はパンとコーヒーをホテルの部屋で摂り、8時頃、北部へ向けて出発。

1時間ほど走った9時頃、最初の訪問地、金武観音寺に到着。
ここには琉球八社の金武宮があるのだが、さてどこだろう。

境内を散歩する猫さん達。
のんびりとした時間が流れている。

掃除をしていた方に話を伺うと、金武宮は鍾乳洞の中とのこと。
その鍾乳洞への入口がここ。

奥の方は立入禁止だが、金武宮（＝金武権現）へは自由に参拝可能なようだ。

中はずいぶん広い。
階段を下り始めると、すぐに”暖かい”と感じた。
多少湿気も感じるが、鍾乳洞の外、朝のすがすがしい空気とは完全に別の空間である。

奥の方は全く見えない。
ここから少し下ったあたり、まだ外の光がうっすらと届くあたりに金武権現（その説明）があり、お参りを済ませた。
これで、琉球八社の全てを訪れることができた。

帰り際、鍾乳洞内の少し広くなったところに… 白い猫さんが！！
外より暖かいので、ここで寝ていたようだ。

金武宮を後にし、国道329号をのんびりと北上。
1時間ほど走って10時半頃、慶佐次湾のヒルギ林（＝マングローブ）に到着。

マングローブに囲まれた遊歩道をぶらぶら。

さらに30分ほど走って、東村のサンライズひがしへ。
まだ11時だが、少し早めの昼食。
ソーキそば（600円）は、ソーキがたっぷりで食べごたえ十分。

また30分ほど走って、高江共同売店に到着。
昨年出会った犬がいなくなっているのが気がかり。

12時ちょっと前だったので、ここに車を停め、ティーサージパラダイスが始まるのを待機。
ポッドキャストだとオープニングが入っていないので、初めて聞くオープニングに感無量。

12時半頃、高江共同売店を出発。
高江ヘリパッド反対運動の現場を訪ねる。

まず、昨年、2013年に通りかかった場所（映画「標的の村」でもよく映っていた場所）に行ってみたが、ここには女性が1名いるだけで寂しい感じであった。
話を伺うと、現在（2014年1月）、工事関係車両などはここから少し先のゲートを利用することが多いため、そのゲートをメインの活動場所にしているとのことで、そちらへ移動。

少し走った先の北部訓練場メインゲート。
こちらには4名の方がいた。

近くに車を停め、挨拶をし、自分がここへ来た理由などから話し始めた。
応対していただいたI氏（男性）は、非常に丁寧に、詳しく、わかりやすく、現状について、これまでについて、そしてこれからについて話してくれた。

反対活動受付テント。
座り込みをしているゲートは、この写真の右側。

昨年高江を通りかかった時に座り込みをする人たちを見かけたこと、映画「標的の村」を見たこと、沖縄のこと、基地のこと、市長選のこと^[1]、共同売店の犬のこと^[2]、さらにはフクシマのことなど、1時間あまり話していた。

そのI氏に、コーヒーが美味しいからぜひとおすすめされ、カフェ山甌（やまがめ）へ。
そばを川（沢）が流れ、ひんやりとここちの良い空気がただよっている。

やんばるの森を眺めながら、確かに美味しい自家焙煎コーヒーをいただいた。
カレーの美味しそうな香りが流れてくるが、全部は食べきれないだろうと考え、ここはぐっと我慢した。

色々と思いを巡らせながら那覇へ戻り、18時頃にレンタカーを返却。
モノレールで坪川駅からおもろまち駅まで行き、サンエー那覇メインプレイスで買物をしてホテルへ。

夕食はマグロの刺身、フーチャンプルー、ばくだんカマボコ、ジーマミー豆腐。

ばくだんカマボコ、カマボコ部分が薄くて（2-3mm）ちょっとびっくり。
以前食べた時は、もう少し厚かった（5mmくらい）ような…
店によって味も大きさも違うようなので、また別のものを食べてみたい。

デザートは、ドイツとは関係無い、ジャーマンケーキ。
甘みが強いので、コーヒーに良く合う味。

明日は午前中に空港へ向かうため、荷物のパッキングを済ませてから就寝。

脚注

この週末に名護市長選挙が控えていた。結果は、普天間飛行場の辺野古への移設反対を掲げる稲嶺進氏が再選。 [↑]
今は別の方が引き取って元気にしているとのこと。ホッ。 [↑]

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