沖縄ぶらり一人旅 2014年 3日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 3

朝6時くらいからうつらうつらし始め、外を走る車の音から、路面が濡れているのを感じる。

ベッドの中でもぞもぞしながら、昨日のラジオ沖縄に差し入れを届けた件について、番組宛にメッセージメールを送信し、番組への気持ちを伝えておいた。

朝から雨 / rainy morning
小雨がしとしと降る中、8時過ぎに出発。

朝食 / breakfast
まずは、ホテルから歩いてすぐのA&Wで朝食。
ハムチーズサンドのセットに、ハッシュドポテトを追加。
ふんわりしたパンがいい感じ。

食べ終わって外へ出ると、雨はほとんどやんでいた。

バスで首里城方面へ / go Syurijyo castle by bus
A&Wから道を渡ったところの興南高校前バス停からバスに乗り、首里城方面へ。
停留所に貼ってあるバスの案内がわかりやすく、普段利用しない人でも安心。

玉陵 / TAMA-U-DUN
首里城前でバスを降り、ちょっと歩いて玉陵(琉球の王様の墓)へ。
朝早いせいか雨のせいか、人はまばら。

入口 / entrance gate
料金を払い、奉円館資料を見学した後、いよいよ玉陵へ。

中にもう一つ入口 / one more gate at inside
入り口から中へ。
砂の敷き詰められた広場になっている。
自分以外には誰もおらず、厳かな雰囲気に包まれる。

石獅子が守っている / imperialguardianlion guards it
墓の上には石獅子がおり、墓を守っている。

そこら中にカタツムリ / snails walk all over there
玉陵を見学後、首里城へ向かう。
あちらこちらで、雨に濡れた岩や葉っぱの上をカタツムリが歩いていた。

守礼門 / Shureimon gate
前回訪れたときには工事中だった守礼門をくぐって首里城へ。

トイレの蛇口がシーサー / Sisa at lavatory
木曳門から入って、系図座・用物座(けいずざ・ようもつざ)でトイレ休憩。
トイレの蛇口がシーサーだった。

手前勾配のついた階段 / sloped step
前回通らなかった首里城の南西部分、西のアザナから京の内のあたりを歩く。
植生物の多さから、庭というよりは森に近い様子であるが、きちんと道や階段が作られている。
が、この勾配付きの階段(と言うよりは、段のついた坂か?)は歩きにくい。

この上り坂は厳しい / very hard to go up this slope
この上り坂は厳しい…
雨で地面が濡れていることもあり、手すりがなければ無理だった。

正殿を望む / seeing Seiden
奥へ進むと正殿を見ることができた。
ここから先(左下の壁の切れ目)は有料区間となる。

濡れた石畳道 / wet stone road
首里城の見学を終え、金城町石畳道の入り口へやってきた。
前回も通った道だが、今回は所用で繁多川(首里城から金城町石畳道を下り、反対側の坂を上った先の地区)へ行くため、ここを通って行くのが一番の近道である。

雨に濡れた石灰岩の石畳が滑りそうだったが、前を行く女性が普通に歩いているのを見て安心し歩き始める。

大きい… / huge...
少し歩いた先で、異様に大きなカタツムリに遭遇。
iPhone 5cと変わらない大きさである。

足元注意 / Watch your step
気になって、さっきの女性が歩いているコマの一部を拡大してみると…
左の女性の足元、靴2足分くらいのところにカタツムリがいる。(そして手ブレしているのもわかる :-p)

特にワーキャーすることも無かったし、気づいていなかったのだろうか?

金城町石畳道 / Kinjyocho Ishidatami road
石畳道を下る。
途中、立派な石積みの金城大樋川を見たり、休憩所で一息ついたりして、のんびりと歩いた。

金城橋 / Kanagusuku bridge
下りきった先、金城橋を渡り、ここから上り返す。
橋の近く、金城橋と識名平の説明があるところにいた花飾りをつけたシーサーが可愛かった。

10%の上り坂 / 10% GRADE
勾配は10%。
横を通り過ぎる車のエンジンも、ヴィィィーンと悲鳴を上げている。

半分くらい上ったところで休憩し、その後ゆっくりと進んでなんとか上り切る。
少し雨が強くなったため、広い道に出てファミリーマートで休憩&雨宿り。
雨宿りしながらポケットラジオで初の生ティーサージパラダイスを聞く。時刻は12時半くらいでオープニングトークは聞きそびれてしまったが、普段は聞けないCMなどに新鮮さを感じる。

雨が小降りになったところで出発し、所用を済ませる。

新しくなった拝殿 / renewed worship
旅の目的の一つ、琉球八社の識名宮に立ち寄り、新しくなった拝殿にお参り。
沖宮や波上宮と違い、人はまばらで昨日のような喧騒はまったくなし。静かなお参りだった。

なんだかんだで13時も過ぎ、そろそろ空腹も限界のため、繁多川バス停から5番のバスに乗り、大道で降りてこぺんぎん食堂へ。

スーチキすば / Su-chiki noodle
店内は昼のピークもとっくに過ぎてしまったせいか、僕一人。

スーチキすば(880円)を注文。絞ってそばに入れる用の四季柑と、持ち帰り用のシークヮーサーが付いていた。
肉たっぷりなのが嬉しいが、あと100円安いか、もうちょっと麺の量が多いとさらに良いかも。

自宅用のおみやげにラー油(880円)を購入。

シャッターも目立つ / there also exist closed shops
昼食後は、こぺんぎん食堂から道を挟んですぐの栄町商店街へ。
普通の、いわゆる地元の生活向けの商店街という印象で、八百屋や薬屋などが営業している。
真っ昼間のため、喫茶店以外にはテレビで見るような飲み屋はまだ閉まっていたが、それ以外にもシャッターを閉じた店が目立つように思った。

14時頃、ここで、今日予定していた場所を回りきってしまい、ぽっかりと時間が空いてしまったため、近くのリウボウ(スーパーマーケット)で飲み物を調達しつつ、今後の行動を考える。
レンタカーを借りる日に行こうと思っていた普天間宮だが、ここ(安里付近)からならバスで40分くらいで行くことができ、予定が詰まり気味だったレンタカーでの行動も楽になるだろうと判断し、14時半くらいに安里バス停から77番バスに乗り、普天間へ向かった。

賑わう境内 / crowded shrine
バスに揺られてやってきた普天間宮。鳥居の脇では桜が咲いていた
先ほどの識名宮とは打って変わって、普天間宮には出店もあり賑わっていた。

参拝客の車が並ぶ / traffic jam to shrine
駐車場の空きを待つ参拝客の車10台程度が、車道で待機していた。

野嵩ゲート前を通過 / passing Nodake gate
普天間バス停から227番のバスに乗り、来た時とは別の道[1]を走っておもろまち方面へ帰る。
途中、野嵩ゲート付近では反対運動をする人がいた。

17時前、おもろまち一丁目(サンエー那覇メインプレイスの前)で下車。

サンエーで夕食を調達しホテルへ帰った。
着替えが少ないので、夕食の前にホテルのコインランドリーで洗濯を済ませ、明日からに備えておいた。

夕食 / dinner
夕食はジーマミ豆腐、ほうれん草炒め、チキンフライ、サラダにマグロ、そして泡盛。
泡盛には、昼食時にこぺんぎん食堂でもらったシークヮーサーを一絞りして美味しく頂いた。


記事の冒頭、ラジオ沖縄の番組、ティーサージパラダイスへ送ったメッセージが読まれていたことを、後日ポッドキャスト(ティーサージパラダイス 1月13日放送分 成人式)を聞いて知る。
23分20秒あたりの”けんちん汁”がそれ。
ひーぷーさんにウェルカム!ンー!!もやっていただいております。


沖縄ぶらり一人旅 2014年 1日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 1
沖縄ぶらり一人旅 2014年 2日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 2
沖縄ぶらり一人旅 2014年 3日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 3
沖縄ぶらり一人旅 2014年 4日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 4
沖縄ぶらり一人旅 2014年 5日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 5
沖縄ぶらり一人旅 2014年 6日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 6
沖縄ぶらり一人旅 2014年 7日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 7
沖縄ぶらり一人旅 2014年 8日目 / Solo trip to Okinawa, 2014, Day 8

更新情報

2016年11月5日
ラジオ沖縄、ティーサージパラダイスの番組WebサイトのURLが変わったため、リンク先を変更。

脚注

  1. 来た時は普天間基地の北側で、帰りは普天間基地の南側 []

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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