小立野から兼六園への移動中、兼六坂上交差点で、湯涌温泉の看板が落ちて割れていた。
壊れていること自体についてはそれほど気にならなかったが、元々それが取り付けられていた場所に、以前の表示が残っていることに興味を持った。
そこには、
百万石文化園
国指定重要文化財 江戸村
国・重要有形民俗文化財 壇風苑
約10KM
と書かれている。
Webで検索すると、百万石文化園は無くなってしまったようだ。昔の写真を掲載しているサイト(なつかしのアルバム: 金沢)があり、写真の色合いから昭和な雰囲気を感じた[1]。
江戸村と壇風苑は1997年に閉園したが、その後、金沢市が取得して再オープンしたようだ(湯涌創作の森の施設沿革に記載されている。)
現在、江戸村は、公益財団法人金沢文化振興財団に管理が変わり、金沢湯涌江戸村として、また、壇風苑は、湯涌創作の森として運営されている。
だったら、この看板も湯涌温泉だけでなく、江戸村と壇風苑も記載すればいいように思うのだが…
施設だけ整備して、その周りは整備しない(しきれない)ということだろうか。
撮影データ
発掘された過去 / Uncovered past
兼六坂上, 石引, 金沢市, 石川県 / Kenrokuzakaue, Ishibiki, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Minolta TC-1, Kodak ProFoto XL 100(PROFOTO XL 100)
更新情報
2014.4.2
湯涌創作の森: 施設沿革のリンク切れを修正。
脚注
- 僕が撮った写真も、そのうちこのように取り上げられることがあるのだろうか。 [↑]