EBXも良いなっ!(その1)

Nikon D700, Ai Micro Nikkor 55mm F2.8
冷蔵庫で2年近く熟成させたEBX(Kodak Elite Chrome ExtraColor 100)を、やっと使い切った。
ここ最近、常用するリバーサルフィルムの選定をしているのだが、EBXをライトボックスで鑑賞すると、その色にドキッとさせられた。
簡単に言ってしまうと、濃いめのvividな仕上がりである。
しかし、単にvividというだけではなく、晴天ではポップさを感じるカラーになり、曇天での撮影では魅惑のカラーになる。
晴天では多少濃すぎる感もあるが、それがこのEBXなのだと思う。

今回は曇天で撮影したあじさいを掲載する。

Nikon F100, 接写リング, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), Ai Nikkor 45mm F2.8P, Kodak ELITE CHROME Extra Color 100 (EBX)
すでにあじさいの時期は過ぎており、状態のよいものはほとんど残っていなかった。
日当たりが悪いせいか、木立の中の暗いところに生えているものは、まだなんとかきれいな状態を保っていた。

Nikon F100, 接写リング, Ai Nikkor 45mm F2.8P, Kodak ELITE CHROME Extra Color 100 (EBX)
こういう種類なのか知らないが、なにやら変わったタイプ。
ピンクから紫の感じはイメージ通りの色。

Nikon F100, 接写リング, Ai Nikkor 45mm F2.8P, Kodak ELITE CHROME Extra Color 100 (EBX)
同居人曰く「立体に見える」一枚。
しかし、PCのモニタだとライトボックスほど立体には見えないのであった。

Nikon F100, 接写リング, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), Kodak ELITE CHROME Extra Color 100 (EBX)
1枚目とほぼ同じ条件での撮影だが、さらに青味がかかったもの。
リアルカラー, ナチュラルカラーではない色。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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