白山を登る(その1)

お盆は実家(自分のとこと、同居人のとこの両方)へ帰省した。
同居人の両親に見せられた写真と聞かされた話で、それまで沈んでいた気分が少しよくなり、お盆の最終日(2009/8/15-16)に白山へ行ってきた。

日帰りでも登頂できるが、ゆっくりしたかったので南竜でテン泊とした。

撮影機材はD700とAF-S Zoom Nikkor 24~85mm F3.5~4.5G(IF)を首からぶら下げ、画角が足りないとき用にAi AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)をザックに入れた。
三脚を担いでいくかどうか迷った(歩いている最中はザックから降ろすことがほぼゼロ)が、「もしかしたら星空を撮りたくなるかも」ということで担いでいった。
が、結局のところ、物干し竿としてしか使うことは無かった。
次回からは、軽量なものをチョイスするか、持って行かないかのどちらかになるだろう。

写真枚数が多いので、3回に分けての投稿です。

_DSC0003

15日の早朝4時前に金沢を出発し、R157を通って5時過ぎに市ノ瀬へ。
混雑時の交通規制のため、市ノ瀬に車を停めるが、連休ということでほぼ満車であり、一番奥あたり(写真で見えているよりさらに奥)に案内された。
ここから別当出合までは\400でシャトルバスを利用。

_DSC0006-Edit

別当出合からつり橋を渡り、砂防新道にルートを取る。
シャトルバスは満車で、朝一からこの人出で多少げんなり。

_DSC0020

歩き初めてすぐ、きれいな花が咲いていた。
元々歩く速度がゆっくり目であり、周りの景色を楽しみたい方なので、どんどん抜かされる。
後ろに人がいるとゆっくりしてられないので、「どうぞ」を何度言ったことか。

_DSC0050

登山道は十分すぎるほど整備されている。
人気のある山だし、オーバーユース気味なのはわかるが、整備されすぎてちょっと引く。
階段を登りに来たんじゃないんだけどナァ。

_DSC0074

甚之助非難小屋手前のベンチ。
よく晴れており陽射しがきついが、時間帯が早いこともあり空気は涼しい。

_DSC0091

ゆっくりペースでコースタイムの1.5倍くらいを目標にしていたが、予想外のオンタイムで甚之助非難小屋に到着。
周りが速すぎたようです。
すこしガスっているが、すぐに晴れた。
同居人が「最高に臭いトイレ」と言っていたが、それほどでもなかった。
実家のボットン便所(今は水洗になっています)で耐性がついていたのかもしれない。
冷水で顔を洗って出発。

_DSC0146

甚之助非難小屋からしばらく行ったところ。
見てのとおり、先はまだまだ。

_DSC0156

熊蜂が花から花へ。

_DSC0166

斜面一面に花が咲いており、気持ちを盛り上げてくれた。

その2 へ続く。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

コメント

  1. 基本的に、ちょっと本気の山は単独行につきご了承願います。

コメントを残す

*印の項目は必ず入力して下さい。