Lightroom2の新機能である”補正ブラシ”は、当サイトでも以前に取り上げましたが、パフォーマンスの問題が出ています。
症状としては…
- 1枚の写真でガンガン使いまくると、どんどん動作が重く(遅く)なる。
- 描くのをやめた後も、なぜか塗られてしまう。(反応が鈍い)
- 調整スライダー(露光量, 明るさ, コントラスト, 彩度, 明瞭度, シャープ)の動きが遅い(重い, 鈍い)
という感じです。
たとえば、以下の写真のように①~⑤まで補正ブラシで調整した後、⑥の部分を補正ブラシでなぞったとき、動作が非常に重くなります。(④くらいからすでに重い)
以下のタスクマネージャのグラフは、
- ピンクの枠:①~⑤のマスク状態を、調整ピン(●印のところ)にマウスを載せてチェックしているとき
- 水色の枠:⑥を描いているとき
を表しています。
かなり重い状態にもかかわらず、CPUは100%まで使い切っていません。
(Core2Quad Q6600@3GHz, 6GB (3GB for Gavotte), Vista 32bit)
なお、この症状については某巨大掲示板でも書き込みがありましたし、Adobe(アメリカ)のユーザーフォーラムにも報告が出ています(→ここらへん)が、公式にはまだ何もありません。
さらに、上記ユーザーフォーラムの書き込みには、nVidiaのビデオカードの設定を変更することで症状が解消するとの書き込みもあります(3Dパフォーマンスを”クオリティ”から”パフォーマンス”に変更する)。
しかし、うちのマシンで設定を変えてみましたが、何も解消されません(何かが違う?)。
みなさんのところはどうでしょうか?