売れる写真, 売れない写真

とりあえず…

自分がアップロードした写真の売れる, 売れないの傾向を書いておきます。
一般的かどうかは不明なので、あくまでも参考程度にしてください。

売れる写真

  • 主題がはっきりしているもの(花, 建物, モノなどが目立っている)
  • ピントがビシッときているもの(当然ですが、主題にビシッときているものは受けがいい)
  • 彩度が高いもの(実物に忠実な色というよりは、ハッキリクッキリな色)
  • 主題だけが写っているもの(まるでスタジオで撮ったような白や黒の背景や、空が背景なもの)
  • 意外なもの(単なるコンセプトでしかないような”芝生の中の道”とか。意外です)
  • 花(Shutterstockで1枚だけ売れまくっている花の写真があります。自分では「そんなにいいかな?」ってくらいなのですが…)

売れない写真

  • 残念ながら、フィルムをスキャンしたものはすべて不採用でした。
    理由はノイズ, フィルムの粒状性, 画像の歪みなどでした。
    スキャナ(MP970)の問題かもしれません。
  • 高感度撮影したもの
    Nikon D80を使っているので、これを基準に書きます。
    ISO800:よっぽどのことが無い限り無理だと思います。
    ISO400:少数の採用実績がありますが、なるべく避けたいところです。
    ISO200:条件によってはノイズを理由に不採用になります。RAW現像時にノイズ軽減を多めにかけるようになりました。
    やはり、大きく印刷されるような場合を考慮してか、低ノイズであることがかなり重要なようです。
  • 文字が入っているもの
    商品名やメーカーロゴは商標の問題がありますので、完全にNGです。
    地名やお祭の名前が書いてある提灯なども、審査する人は外人さんなので、全部商標だと思っちゃうみたいです。
    アップロード時にコメントが書けるサイトなら、そこに地名であることを書いておくといいでしょう。
    コメントが書けないサイトなら、タイトルに「漢字の文字は地名でありコピーライトは含まない(Kanji character means just place-name not include copyright.)」と書いてしまうのもアリなのかな?
  • 露出, ライティングが適切でないもの
    基本といえばそれまでですが、主題が適切な光量で写っている必要があります。
    フラッシュを使った撮影では、直接フラッシュを照射してきつい影が出たりしていないこと。
  • 商業利用を考慮していない構図のもの
    ストックフォトに登録した写真は、商業利用することが前提になります。
    一つの作品としては完璧でも、商業利用されにくい構図(文字を入れるスペースが無いなど)は売れません。
  • 構図が似ているもの
    1つの物を角度を変えたりして数カット撮影することがありますが、似てるからダメということでNGになることがあります。

  • 売れる写真にも書いた花ですが…
    Shutterstockで売れまくっている1枚以外は、たいして売れていません。
    すでに多数のハイクオリティな花写真が登録されていることもあり、商品が多すぎるのではないかと思います。

その他

各ストックフォトサイトで実際に売れている写真については、当サイト内の記事「コレが売れている!」にリンクを載せています。

また、こういう本を参考にするのもいいかもしれません。

更新情報

2013年2月21日
”その他”を追加。
# 記事の内容が古くなってきていますが…
2014年6月26日
アフィリエイトリンクを変更
2016年4月18日
iframeで読み込むコンテンツをhttpからhttpsに変更。

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