なぜ、今solidaritéなのか、よく分からない

フランスで、テロによって人が亡くなったことについては、残念で悲しいという気持ちである。

だが、なぜ、今solidaritéなのか、よく分からない。
多数のWebサイトに掲揚されたフランス国旗と、”solidarité”という連帯や団結を意味する言葉。

人が死んだことは悲しいことで、テロという手段が良くないことなのはわかる。
その結果として連帯する理由は何なのか?連帯は寄り添うこととは異なる言葉だ。

もし連帯ではなく寄り添うという意味であったとしても、被害者ではなく"フランスに"寄り添うというのも良くわからない。
先進国、世界を支配する大国の一つであるフランスがこれまでにやってきたこと、やろうとしてきたことの方向性は決して正しいとは言えないような内容だし、そこに寄り添うということは、対立軸を明確にし、そこに加わることに思えるが、世界の名だたる企業はそういった方針で活動しているのだろうか。

まだまだ思いがまとめきれないでいるが、今の心境を残しておく。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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