撮影の終わったモノクロフィルムを現像したところ、光線漏れを発見。
モルトプレーンを貼って修理した内容をメモしておく。
以前光線漏れしたときはフィルム確認窓のモルトプレーンが剥がれて浮いていたことが原因だったため、フィルムのコマ間が激しく感光していた。
今回はフィルムのコマ内に光線漏れがある。
光線漏れは、いずれも同じ場所であることがわかる。
光線漏れの場所からTC-1の裏ぶたを調べた。
都合の良いことに、光線漏れのないもう一台のTC-1と比較することができた。
光線漏れのある裏ぶたは、周囲に貼られたモルトプレーンの繋ぎ目に、大きな隙間ができていた。
経年劣化でモルトプレーンが縮んでしまったのだろうか?
問題のない裏ぶたには隙間はない。(ほんの少しだけ隙間がある程度)
この部分に、以前買っておいた1mmのモルトプレーン(のり付き)を貼り、隙間から光が入らないようにした。
貼り付け後は、フィルム圧板と干渉しないこと、裏ぶたが正常に閉まることを確認し、修理完了。
テスト撮影として、裏ぶたに太陽光が当たる場所に数分放置した後に撮影した。左下に光線漏れは出ていない。
また、放置後にレンズを布で覆ってシャッターを切る(=暗黒を写す)というテストも実施したが、そちらも光線漏れは出ていなかった。
後日調べたところ、2015年5月6日(約3ヶ月前!!)に撮影したコマにも光線漏れがあることがわかった。
そのときはスキャン時のゴミだと思い気にも留めなかったことも思い出した。
TC-1を手に持って歩きまわることは少なく、鞄からサッと取り出し数枚撮って鞄にしまいこむことがほとんどのため、裏ぶたに光が当たる機会が少なく、発見が遅れたのだと思われる。
更新情報
2015年8月6日
問題の発生時期を追記。
2016年3月21日
iframeタグの属性値に幅と高さを指定。srcをhttp://からhttps://に変更。