ミュゼふくおかカメラ館で”篠山紀信展 写真力”を観た。
展示は、STAR、SPECTACLE、BODY、ACCIDENTS、GODに分類されている。
それぞれの分類に短い説明がつけてあるが、それらの説明は「篠山は…について…と言っています」のような書き方で、誰がこの写真を見てもらいたいのか、見せようとしているのか、よくわからなくなった。
展示されている写真については、被写体の○○(の若いころ)が可愛いとか、△△のおっぱいが大きいとか、あなた自身が写っているのは誰が撮ってるの?とか、そういう印象・感想だった。それらを以って写真力と呼ぶのかというと、「ふぅん」といったところ。
(以前からそうであるが)最後は篠山紀信氏には興味が無いというところに落ち着いた。
普段の観覧料が600円(高くても800円)なのに対し、今回は1000円で高いと感じたのもネガティブな印象につながった。
展示されている作品の中には、1階から2階までの吹き抜け部分に展示されるほどの大きさの作品もあり、お金がかかっているのは理解できるが、館内の撮影禁止はなんだかセコい感じがした。
今回の写真展とは対照的に、先日観た中井精也氏の写真展、鉄道写真家・中井精也写真展 1日1鉄!では、入口に中井精也氏直筆のメッセージボード(とフィギュア)が置かれており、
館内すべて写真撮影OKです♡
せいや
のメッセージに、温かいものを感じた。
更新情報
2014.7.29
観覧料に関する記述を追加。
敬称の記述漏れを追加。