先日の6月4日と5日の”中判写真週間 セミ判の日”に続き、6月7日の”中判写真週間 6×7判の日”に参加した。
使用するカメラは、M7こと、我が家の中判カメラ、Mamiya 7IIである。
6月7日、この日は金沢百万石まつりの日でもあった。
写真を楽しむ方の中には祭を題材に選んでいる方も多く、祭はいかにもフォトジェニックである。しかし、僕はあまり人が多すぎるのは嫌な方なので、あえて百万石まつりを避けることにした[1]。
午後には祭のメインイベントである百万石行列が控えており、多数の観客が沿道を埋め尽くすことが予想される。また、大通りを中心に交通規制が行われ、市内の移動が非常に困難になってしまうため、朝のうちに撮影を済ませておくことにした。
朝、静かな浅野川沿いの小道。
光量が少ないのであまり絞り込めなかったが、ちょうど通りかかったおばさんに視線を合わせる感じで撮影。
最近、当ブログでの更新が滞っている[2]”いつものポスト”。この日は白い花の植木鉢。
1600dpiでスキャンしたものを1/2に縮小しているので、800dpiということになるが、それでも葉っぱに生える細かな毛まではっきり見えている。
オリジナルサイズの写真はこちら。
昨年、いつものポスト更新 2013年5月の冒頭で掲載したピンクのイルカもそうであったが、やはり中判写真の力を感じる。中判のポジを見た後に135(35mm)のポジを見ると、その小さな画面サイズになんだか可愛そうになる。
最後は帰り道、普段使わない150mmで。
150mmのピント合わせはMamiya 7IIのファインダーだと性能の限界を感じ、だいたいのところしかわからない。そんなはっきり見えないピントだが、この距離なら目測でも大丈夫だ。
今回の撮影では、撮影中、そして撮影から帰ってきた後に「撮ったぞ」という達成感のようなものをまったく感じることができず少し気分が落ち込んでいたのだが、現像上がりのフィルムを受け取りその仕上がりを見ると、思いの外よく撮れていたことに驚いている。
さて、中判写真週間もあと2日。
うちにはMamiya 7IIの他に中判カメラは無いが…
とツイートした通り、もうひとネタ用意している。
撮影データ
#1, #2
Mamiya 7II, N65mm F4L, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)
#3
Mamiya 7II, N150mm F4.5L, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)