金沢市内、大手堀から兼六園へ、金沢城沿いの木々の間を抜けていく白鳥路。
そこに立つ[1]金沢三文豪の像の手に、落ちた椿の花が飾られていた。
その手の形は、何かを持たせてくれと言っているようにも感じる。
小さないたずらだけど、こういうユーモアは歓迎だ。
そして、このユーモアを受け止められるくらいの余裕を持ちたい[2]。
こちらは、ひがし茶屋街を抜け、卯辰山の登り口にある宝泉寺。
寺の裏にある墓地では、自然に落ちた花が、花飾りのようになっていた。
何も手を加えていないけれど、これはこれで、良い感じだ。
そう感じられる余裕も、持っていたい。
撮影データ
小さないたずら / Little trick
白鳥路, 丸の内, 金沢市, 石川県 / Hakuchoro, Marunouchi, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Nikon FM3A, Ai Nikkor 35mm F2S, Kodak ProFoto XL 100(PROFOTO XL 100)
花飾り / Floral decoration
宝泉寺, 子来町, 金沢市, 石川県 / Housenji temple, Koraimachi, Kanazawa, Ishikawa, JAPAN
Carl Zeiss Zeiss Ikon, Planar T* 2/50 ZM, Fuji PROVIA 100F(RDPIII)