概要
所有する2台のツァイス イコンのうち、1台において、不具合があることがわかった[1]。
その修理(コシナに修理を依頼)に関するメモ。
修理
ファインダーの不具合
不具合の内容は次の通り。
- 無限遠(500m以上の遠距離)において、距離計の二重像が合致しない。
この問題によって撮影結果に影響が出るのは確実なので、修理することにした。
また、以前から、二重像が少し縦にずれていたので、こちらも同時に修理することにした。
修理の依頼
修理は、コシナに依頼した。
電話で修理したい旨を伝え、そのまま修理の受付を済ませ[2]、指定された部署へカメラボディを発送した。
修理完了後は代引で返送され、修理費用は運送会社(クロネコヤマト)へ支払うことになる。
修理結果・費用
発送から約2週間で修理が終わり、返送されてきた。
修理費用は返送料込みで、4200円。
かなり安いんですけど、コシナさん大丈夫ですか?
問題の箇所は、完璧に修理・調整されており、安心して撮影できるようになった。
経過
3/30 電話で修理依頼, 発送
4/14 修理完了, 受取
その他
今回のファインダー修理とは、直接には関係ない話。
中古で購入した製品の修理と製品登録(コシナの場合)
僕は、ツァイス イコンを中古で購入したので、製品登録はしていなかった。
このカメラをコシナに修理に出すと、修理のタイミングで自動的に製品登録されるようだ。
(前ユーザーが未登録だったのだろうか?登録済みだったらどうなるんだろう?そこら辺は不明だ。)
カメラを発送してから一週間程度で、「製品登録ありがとうございます」というメッセージと共に、ツァイスとフォクトレンダーのピンバッジ、カタログが送られてきた。
コマが重なる
ツァイス イコンでの撮影で、ごくまれにコマが重なることがあった。
写真のように、フィルム送りが足りない状態で、前後のコマが重なってしまう。
当初はフィルム送り機構の故障を疑っていたが、所有する2台どちらでも発生すること、発生が偶発的であることから、故障ではなさそうだった。
いろいろ調べてみると、”巻き戻しボタン”を一度押し込んでからフィルムを巻き上げると、発生することがわかった。
僕は、自転車に乗って撮影に出かけることが多く、ぐるっとたすきがけにしたカメラの底部は、足の付け根付近、ズボンのポケット辺りにある。
もしかしたら、そのときに”巻き戻しボタン”に当たってしまっているのかもしれない。
また、カバンに出し入れする際にも、インナーケースに当たってしまう可能性もある。
今回、修理の件でコシナへ電話した際、「コマが重なる不具合とか、ユーザーからの報告とかありますか?」と聞いてみた。
サービス窓口の方曰く、「コマが重なる原因の99%は、”巻き戻しボタン”が不用意に押されてしまっていることです。」と。
そして、今、僕のツァイス イコンには、サイドグリップが付いている。
これが、”巻き戻しボタン”を押しにくくする、最もスマートな方法だと思う。(グリップを買う口実にも…)
深さは7〜8mm。
十分、押し込みにくい。
SUMMARY
I found a trouble on one of my Zeiss Ikon.
This is a memo of repairing (repaired at Cosina).
REPAIR
FINDER TROUBLE
The trouble is…
- “Double image” is not converges at infinity (very far distance, approximately 500m over).
It is obvious to cause focusing issue.
So, I decided to repair my Zeiss Ikon.
In addition, request alignment of the finder patch. (It had some vertical gap for some time.)
REPAIR REQUEST
I requested the repair to Cosina by telephone.
After short talking of the trouble, my repair request was accepted.
Then I send camera to Cosina service. (Shipping prepaid)
When repair finished, camera will return with C.O.D.
REPAIR COST, RESULT
Repair cost is 4,200yen, including return shipping fee.
It’s affordable, convenient, and very low.
Hey Cosina, are you okay?
The result is great!
Finder is completely adjusted and there’s no vertical gap!
No issue to focus.
PROCESS
- 3/30 Call Cosina & Send
- 4/14 Returned
ETC. (OFF TOPIC)
PRODUCT REGISTRATION
I didn’t register the product number of Zeiss Ikon, because I bought it at a second hand.
When I send it to Cosina to repair, Cosina registered it to me as the owner.
(I don’t know whether the camera has been registered to previous owner or not.)
A week after, Cosina sent to me pin badges (Zeiss and Voigtlander), lens and camera body brochures, and the message “Thanks to register your product.”
OCCASIONAL FRAME OVERLAPPING
Frame overlapping is noted only occasionally with my Zeiss Ikon.
It is like this. (See below)
In the beginning, I doubted the film advance trouble but it’s not the trouble because it happens randomly, very rare, and accidentally.
After some tests, I found that it happens when I advance the film with the “Film Rewind Button” is pushed.
I usually go out to take photos with ride on my bicycle.
When I ride my bicycle, camera’s base plate is placed at the base of the legs.
So, my leg may hit the “Film Rewind Button” occasionally.
And it may occur when I put the camera into my bag or take out.
This time I asked about the trouble.
Cosina said, “Film Rewind Button” is pushed without knowing that is 99% of the cause.
Then now, my Zeiss Ikon is equipped a side grip.
This is the best way to inhibit pushing the button, IMHO.
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