勢いだけでやるページ

梅雨入り前


アジサイを歩くアリ, 卯辰山花菖蒲園, 金沢市
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), 接写リング, Fuji Sensia III(RAIII)


アジサイを歩くアリ, 卯辰山花菖蒲園, 金沢市
Nikon FM3A, Fuji Sensia III(RAIII), SP AF 28-75mm F/2.8 (Model A09)


産み付けられたカエルの卵, 卯辰山菖蒲園, 金沢市
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), 接写リング, Fuji Sensia III(RAIII), Ai Micro Nikkor 55mm F2.8


アジサイとアリに朝日が射す, 卯辰山, 金沢市
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), 接写リング, Fuji Sensia III(RAIII)


朝日に透けるアジサイ, 卯辰山, 金沢市
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), 接写リング, Fuji Velvia 50(RVP50)


林の中のアジサイ, 卯辰山, 金沢市
Nikon FM3A, 接写リング, Fuji Sensia III(RAIII), Ai Micro Nikkor 55mm F2.8, Fuji Velvia 50(RVP50)


薄暗い林の中のアジサイ, 卯辰山, 金沢市
Nikon FM3A, 接写リング, Fuji Sensia III(RAIII), Ai Micro Nikkor 55mm F2.8, Fuji Velvia 50(RVP50)


新緑の中のアジサイ, 卯辰山, 金沢市
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF), 接写リング, Fuji Velvia 50(RVP50)


今回は、カラーリバーサル(ポジ)です。

高彩度とマゼンタが強めに出るという勝手な思い込みから、Velvia(ベルビア)で撮るのを敬遠していたのですが、意外と普通の仕上がりでした。
透過光でもアジサイの葉が白っぽくならず、しっかりと色が乗っているところは好印象。
アンダー目の露出だと色が濃くなりすぎるため、そこは注意が必要。(ということは、露出がさらにシビアってことですね。)

露出がシビアなリバーサルで撮ると、露出の勘所を調整(キャリブレート)できるような気がします。
僕の場合、放っておくと(≒ネガばっかりで撮っていると)、体感露出がプラス側にずれていくことが多いのです。

さてさて、今回の撮影ですが、アジサイを撮りに行ったつもりなんですけれども、意図せずアリをたくさん撮って帰ってきました。
梅雨入り前の撮影だったので(注:北陸地方の梅雨入りは6月16日ごろでした)、雨も降っておらず、アリの活動が活発だったのかもしれません。

1枚目のカットはマニュアルフォーカスでアリを追いかけて撮りましたが、これがなかなか難しいのでした。
アリは常に動き回っているので、追いかけるのが大変です。
(D700の”51点 3D-トラッキング”とかだと、勝手にピントを合わせしてくれたりするんでしょうか?)

1枚目以外のカットは、追いかけるのをやめました。
構図を決め、ピントを決め、いいところにアリがやって来るまで待っていました。
それで、「来たっ!」とシャッターを切るのですが、すぐに引き返したり、あらぬ方向に曲がって行ったり…

結局、現像から上がってきたスリーブを見ると、NGカットの方が多かったのでした。


撮影中、
「あっちの方のアジサイは、もっとたくさん咲いているよ。」
と声をかけてくださった方、どうもご親切にありがとうございます。

この、”一番外側だけポツポツと開いているところ”を撮りたくて、こんな所で三脚を立てているんですよ。
わかりにくくてごめんなさいね。
こんなマイノリティーがこの世に存在することを感じとっていただければ幸いです。

また、ご丁寧にも、ファインダーを覗きながらレリーズを構え、アリを置きピンで狙ってところに声をかけていただき、誠にありがとうございます。

もう少し暇そうにしているときにお声をかけていただければ、つまらぬ天気の話など、多少はマシな返事もできようかと存じますが、タイミングがタイミングなだけに素っ気ない返事しかできず、申し訳ございません。
せめて、ファインダーから目を離しているときにお声をかけていただければ幸いです。

声のひとつもかけず、好きなように撮らせていただけると、なお幸いでございます。

更新情報

2014.4.14
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