年末年始に撮影した現像があがってきた。
Nikon FM3A, Ai AF Nikkor 35mm F2D, Kodak Super Gold 400
12月30日
晩御飯は水餃子。
Nikon D700, Ai AF Nikkor 50mm F1.4D, 接写リング, Nikon SB-800
年末年始と言えば、「お正月を写そう♪ フジカラーで写そう♪」というCMソングが僕の記憶に残っている。
YouTubeで何本か見直してみると、最近では歌詞が少し変わり、「お正月を写そう♪ フジカラーで残そう♪」になっているようだ。
2008年末にメインの撮影をデジタルにすることに決めたが、このメロディーに後押しされ、フイルムで正月を撮ってみた。
FUJIFILMには申し訳ないが、使用したのはKodakのフイルム。
使用期限が迫っていたので先に使ったまでであり、FUJIのフイルムは冷蔵庫で出番を待っている。
白色画用紙をバックにしたアクリル板(光沢乳白色)にフイルムを配置し、スピードライトを天井に向けてバウンスさせて適度な露出で撮影。
D700内蔵スピードライトには、SG-3IRを装着して映り込みを防止。
Lightroomでコントラストなどの微調整と、背景調整(白色部分)と、手前から中央までのグラデーションをかけた(段階フィルタ使用)。
Nikon FM3A + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D + Fuji TREBI 100C
ビルの窓に反射した太陽光線が、道を部分的に照らす。
光と影を捕らえようとカメラを構えたところ、光の中を人のシルエットが横切った。
ここぞというタイミングで、ヤッ!とシャッターを切る。
Nikon FM3A + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF) + Kodak E100G
ガラスはすでに取り除かれ、取り壊されるのを待つのみ。
この窓からはどんな景色が見えていたのか?
Nikon FM3A + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D + Fuji TREBI 100C
毎日見える景色が変わる窓。
少し注視すれば窓枠とその中の景色しか目に入らず、その景色が常に変化し続ける。
カメラを三脚に固定し、そのファインダーをじっと覗いているような感じ。