テント背負って医王山-その5

やっと最終回。

梯子坂からは急な下りが続く。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
右にチラッとロープが見えてますけど…

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
下から見るとこうなる。
一泊分の装備なので、軽快に下るってわけにはいかず、ロープを持ってそろりそろりと下っていく。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
さらに進んだ先では、これくらいの急坂を下っていく。
今回、トレッキングポールを2本持ってきているので、スキーでコブ斜面を落ちる感じで進む。(ゆっくりと)

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
ずっと聞こえていた沢の音、やっと見えた。
が、ここから先もしばらく急坂が続き、気を抜けない。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
二股へ出ると、そこだけ別世界のようであった。
水量はそれほど多くない沢を渡って対岸へ。(うまく歩けば濡れません。転倒注意。)

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
二股というからには、もう一本沢がある。
こちらは、さらに水量が少ない。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
夏にここへ来たら涼しそうなので、夏にまた来よう。

そして、この先、カニの横ばいを通る。
こちらも写真は無い。
距離は200~250mで、通過時間は15~20分の鎖の連続。落ちたら20~30m下の沢へ。
鎖に手をかけて進む場所より少し下に、ほんの少し土砂がたまって道のようになっている部分があるが、ここは通ってはならないと国見ヒュッテのおじさんが言っていた。
ベテランっぽい人がそこを歩いて落ちたという話。
雨で岩が濡れていたので、かなりヒヤヒヤしつつ通過した。
ここも一箇所、鎖がビミョーな状態のところがあった。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
この日の大沼は、霧の大沼。
これはこれでいいと思う。

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Nikon D700, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II
大沼は団体さんでえらいことになっていたので、トイレだけ行って無言で通過。
50mほど離れたこっちで焼きそばを食らう。

この後、1時間弱でビジターセンターに到着し、帰路についた。

35Lのザックだと、パンパンになってしまってちょっと厳しかった。
レンズはカメラにつけた18-55mmが1本だけだったし、防寒具は雨具(ゴアなやつ)だけだし、あんまり削れる装備は無いので入れ物を大きくするしかない。
持って行ったけど使わなかったのは、雨具の下(パンツ)の方。でもこれは外すわけにはいかない。
逆に、あればいいなと思ったのは、細引と洗濯ばさみ(になるもの)。

上の方でも書いたが、トレッキングポールは大活躍だった。
平らなところでは、体の左右方向に対するサポートと、腕による推進力。
坂では、体を持ち上げたり、支えたり。
鳶岩とかではザックにくくりつけて、手はフリーに。
ちょっとだけ奮発してカーボンのやつを2本買ったけど、こりゃいいです。

著者

西尾 健(にしお たけし)
石川県金沢市在住の素人フォトグラファー。
ダメ人間で写真が好き。フィルムの魅力に引き込まれ、フィルムで撮り続ける日々。
このWebサイトでは、主に自分用のメモと記録を、写真と文を交えて記事にしています。

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